リフォームの悪質業者事例に学ぶ|「リフォエム」を名乗る不審な訪問に注意

2026.04.14
安心・安全の住まいづくり

外壁や屋根のリフォーム工事を近隣で見かけたとき、見知らぬ業者が突然訪ねてきたら、どうされますか?「工事現場の近くだし、何か関係があるのかも」と、つい話を聞いてしまいそうになる——そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

こうした状況を悪用した「便乗訪問詐欺」が、全国的に深刻な問題になっています。近隣の工事看板や足場を信頼の根拠として利用し、屋根点検を口実に高額工事を契約させる手口です。先日、私たちリフォエムの施工現場がある野田市でも、弊社スタッフを名乗る不審な人物が近隣を訪問するという出来事がありました。

この記事では、実際に起きた出来事をもとに、悪質業者の手口と正しい対処法をお伝えします。万が一の訪問を受けたときにも、落ち着いて判断できるよう、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

不審な訪問に備えて、信頼できる業者を知っておきませんか? リフォエムに相談してみる ※ ご相談・建物診断は無料です。無理な営業はいたしません。

リフォエムを名乗る悪質業者が野田市で現れました

弊社・リフォエムと無関係の不審な訪問業者が、野田市で確認されました。お客さまと地域の皆さまに、実際に起きた出来事をそのままお伝えします。

もし「リフォエムの者です」と名乗る人物が突然訪ねてきたら、すぐに弊社へご確認ください。スタッフが即座に対応します。

工事中の現場に便乗した不審な訪問の詳細

弊社が野田市で外壁塗装工事を施工していた、ある日曜日のことです。休工日にもかかわらず、近隣のお宅に見知らぬ人物が突然訪ねてきました。

工事中の現場には足場が組まれ、近隣の方々の目にも「どこかの業者が工事しているな」と映っていたはず。その状況を巧みに利用し、まるで工事関係者であるかのように装って接触してきたのです。

休工日を狙うのには理由があります。現場スタッフが不在で確認が取りにくいタイミングを、意図的に選んでいるのです。「工事している会社の人なら信頼できるかも」という心理をついた、巧妙な手口です。

「屋根がズレている」と言って屋根を見せるよう求めた手口

その人物が近隣の方に告げた言葉は、「足場から屋根がズレているのが見えました。確認させてください」というものでした。

  • 近くで工事をしている業者を装い、信頼を得ようとする
  • 「屋根がズレている」「瓦がおかしい」など、不安を感じさせる言葉で点検を促す
  • 屋根や家の中への立ち入りを求めてくる

こうした言葉が出てきたら、注意のサインです。「見てもらうだけなら」と思ってしまいそうな場面でも、焦らず、その場で立ち入りを許可しないことが大切です。

国民生活センターが2023年10月に公表した資料によると、屋根工事の点検商法では30万円から100万円以上の契約を迫られた事例が複数確認されており、500万円を超える被害事例も報告されています。「足場から見えた」という言葉は、信頼を演出するための口実として使われることがあります。弊社スタッフが休工日に近隣を訪問して屋根の点検を促すことは、一切ありません。

近隣の方の機転でリフォエムとの無関係が判明した経緯

「なんとなく変だな」と感じた近隣の方が、現場担当スタッフの大場に直接確認しにきてくださいました。その結果、弊社とは一切関係のない人物だと判明したのです。

近隣の方がすぐに動いてくださったことで、トラブルに発展せずに済みました。「おかしいと思ったら確かめる」——その一歩が、被害を防ぐ大きな力になります。

弊社スタッフ一同、この件をお知らせくださった近隣の方に、心から感謝しております。地域のつながりが、安全と安心を守る力になると改めて実感しました。

「リフォエムを名乗る人物が来た」「不審な訪問があった」という場合は、どうか弊社へ直接ご連絡ください。

以下の図は、不審な訪問を受けたときの正しい対応の流れをまとめたものです。落ち着いて一つひとつ確認していただければ、判断に迷わずに済みます。

不審な訪問を受けたときの対応フロー
1
玄関先で対応する
家の中に入れない・屋根に上げない
2
会社名・担当者名を確認する
名刺や社員証の提示を求める
3
「リフォエムです」と名乗る場合
リフォエムへ直接電話して確認
4
本物でなければ断る
警察や消費者ホットライン(188)へ相談

リフォーム悪質業者の「便乗訪問詐欺」とはどんな手口か

便乗訪問詐欺とは、近くで工事中の看板や足場を利用して信頼を装い、「屋根が危ない」「このままでは雨漏りになる」と不安を煽って高額契約を迫る手口です。近隣の工事現場という「目に見える証拠」を巧みに悪用するため、一見すると正規の業者に見えてしまう——それがこの手口の厄介なところです。

国民生活センターの公表データによると、2023年の訪問販売によるリフォーム工事トラブル相談件数は11,878件にのぼり、増加傾向が続いています(2025年5月時点)。また屋根工事に関する点検商法の相談件数は2022年度に過去5年で最多を記録し、2018年度の約3倍に達しています。決して他人事とは言えない問題です。

手口の全体像を把握することが、被害を防ぐ第一歩。「なぜあのとき断れなかったのか」という後悔ではなく、「来ても大丈夫」という備えに変えるために、以下で具体的に解説します。

便乗訪問詐欺の3ステップ
STEP 1
信頼の偽装
「近くで工事中」を利用し
正規業者を装って接近する
STEP 2
不安の醸成
「屋根が危ない」
「雨漏りする」と不安を煽る
STEP 3
高額契約の強要
「今すぐ」「今日だけ」と
即決を迫り高額契約させる
※ この流れを知っておくだけで、突然の訪問にも冷静に対応できます。少しでも不審に感じたら、その場で契約せず家族や消費生活センター(188)に相談しましょう。

近隣の工事現場・看板を信頼の根拠にする巧妙な方法

悪質業者が最初に行うのは、「信頼の借用」です。近くに実在する工事現場の看板や足場を根拠として示し、「あの工事をしている業者の者です」と名乗ることで、正規の業者であるかのような印象を作り出します。

この手口が通用してしまう背景には、「目に見えるものを信じやすい」という人間の心理があります。足場という大きな構造物が建っていれば、「本当に工事しているんだ」と感じるのは自然なこと。そこに「近くで工事をしている者です」と告げられると、「工事現場を知っている=本物」という錯覚が生まれてしまいます。

実際には、悪質業者は正規業者とはまったく無関係です。現場を「信頼の道具」として使っているに過ぎません。この事実を知っておくだけで、訪問を受けたときの受け止め方がまるで変わります。

不安を煽って高額契約を迫るまでの典型的な流れ

「屋根の瓦がズレている」「このまま放置すると雨漏りになります」——。こうした言葉で不安を高め、その場での工事契約を迫るまでの流れは、驚くほど一定のパターンをたどります。

まず「無料で点検します」という言葉で玄関先での会話を始めます。次に屋根や外壁など、住まいの方が自分では確認しづらい箇所について「問題がある」と告げます。スマートフォンで撮影した写真を見せながら「今すぐ対処しないと大変なことになる」と急かし、「今日中に決めていただければ特別価格でできます」という言葉で決断を迫る——これが典型的な流れです。

冷静になれれば気づける言葉でも、突然の訪問でその場に立たされると判断力が鈍くなります。「急かす」「今すぐ決める」——この2つのキーワードが出てきたら、一度立ち止まる習慣をつけてください。

休工日や業者不在のタイミングを狙う理由

悪質業者が休工日や現場スタッフがいない時間帯を選んで接触してくるのには、明確な理由があります。「本物の業者に確認できない状況を作り出す」ためです。

たとえば日曜日に「リフォエムの者です」と名乗る見知らぬ人物が近隣を訪問してきた場合、その場で弊社スタッフに確認しようとしても、現場は休工日で誰もいません。「本当にリフォエムの人なんだろうか?」と思っても確認できないまま、会話が続いてしまうのです。

弊社が野田市で外壁塗装工事を施工していた際、実際にこの手口による訪問が起きました。「リフォエムです。足場から屋根がズレているのが見えました」と告げ、屋根への立ち入りを求めたというものです。

休工日や業者不在のタイミングで「確認の手段を奪う」——これが手口の本質です。もし「〇〇の業者です」と名乗る訪問があった場合は、その場で判断せず、その業者に直接電話で確認することを習慣にしてください。

以下のような状況があれば、まず不審に思ってください。

CHECK LIST 不審な訪問業者を見分ける4つのチェックポイント 該当する項目をタップしてチェックしてください
1休日に訪問してくる業者 施工現場のスタッフに確認できない状況を意図的に作っている可能性があります。
2施工業者の名前を名乗っているのに、名刺や書面を出そうとしない 正規の業者であれば、身分を証明する名刺や書類を提示するのが通常です。
3屋根や外壁を「足場から見えた」と言って点検を求める 不安を煽り、屋根に上がる口実を作る典型的な手口です。
4「今日中に」「今すぐ」という言葉で決断を急かす 冷静に考える時間を与えず、その場で契約させようとする手口です。
1つでも該当したら要注意です。その場で判断せず、施工業者に直接電話で確認してください。 チェックが入った項目が多いほど、悪質業者の可能性が高まります。
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不審な訪問を受けたときにすぐできる正しい対処法

不審な訪問業者への基本的な対処は、「玄関先で対応する・屋根や室内には絶対に上げない・会社情報をその場で確認する」の3点に尽きます。この3つを頭に入れておくだけで、いざという場面でも落ち着いて行動できます。

不審な訪問への対処 3ステップ
1
玄関先で対応
2
会社情報を確認
3
必要なら第三者へ連絡

玄関先で対応して屋根・室内に絶対上げてはいけない理由

不審な訪問者を屋根や室内に上げてしまうと、その後のトラブルを断ち切ることが非常に難しくなります。「点検中に傷をつけられた」「見えない箇所に損傷があると言われた」——こうした被害は、一度入れてしまったあとに急増するのです。

理由はシンプルです。屋根の上や天井裏は、お客さまが状態を直接確認できない場所。そのため、業者が「ここが割れていた」「防水が切れている」と主張しても、反論できません。国民生活センターの調査データ(PIO-NET、2023年10月発表)によると、屋根工事の点検商法に関する相談件数は2022年度に2,885件と、2018年度比で約3倍に達しており、屋根や床下での虚偽報告を起点とするトラブルが多く含まれています。

心理的な側面も見逃せません。「せっかく上がってもらったのに断るのは悪い」という気持ちにつけ込んだ契約を迫られるケースが後を絶ちません。上げる前に断る——それが、自分を守るもっとも確実な方法です。

会社名・担当者名・連絡先を確認する具体的な手順

突然の訪問を受けたとき、「どう聞けばいいかわからない」と戸惑う方も多いはずです。でも、確認すべきことは「会社名」「担当者名」「電話番号」の3点だけ。これさえ押さえれば、あとで調べることができます。

実際には、こんな声がけで大丈夫です。

  • 「念のためお名刺をいただけますか?」
  • 「会社名と、代表電話番号を教えていただけますか?」
  • 「後ほど確認のうえご連絡しますので、今日はここまでにさせてください」

正規の業者であれば、この問いかけを嫌がることはありません。むしろ、確認を求めると途端に態度が変わる場合は、それ自体が不審なサインです。

書面(名刺・チラシなど)での確認を求めることも大切です。口頭だけでは後から証拠が残りません。「書いたものをいただけますか?」と一言添えてみてください。

リフォエムを名乗っていたら弊社へ直接電話で確認を

「リフォエムです」と名乗る業者が訪ねてきた場合、一本お電話をいただくだけで、すぐに確認できます。弊社・リフォエムでは、休工日に現場スタッフ以外が近隣を訪問することは一切ありません。「足場から屋根が見えた」という口実での点検勧誘も、弊社が行わない行為です。

ご不審に思ったときは、名乗られた担当者名と、できれば車両番号などのメモをお手元にご用意いただいたうえで、弊社へ直接ご連絡ください。正規のスタッフであれば、必ず身分証明書と名刺を携帯しています。その提示も求めてください。

断り切れないときは警察・消費者センターへ相談してよい

「うまく断れなかった」「怖くて言い返せなかった」——そう感じたとしても、それはあなたのせいではありません。突然の訪問に動揺することは、誰にでも起こります。相談することは、恥ずかしいことでも大げさなことでもないのです。

困ったときは、以下の相談先をためらわずにご活用ください。

  • 消費者ホットライン(188番):お住まいの地域の消費生活センターにつながります。電話一本で相談できます
  • 警察(110番):威圧的な態度や、その場を立ち去らない場合は、迷わずご連絡ください
  • 国民生活センター:Webや電話で情報提供や相談受付を行っています

クーリングオフ制度(特定商取引法に基づく)により、訪問販売で契約書を受け取った日から8日以内であれば、書面またはメール等の電磁的記録によって無条件に解約できます。「もう断れない」と思った瞬間こそ、一歩立ち止まって相談してみてください。

一人で抱え込まず、声に出すことが、解決への一番の近道です。

よくある質問(リフォームの悪質業者トラブルに関するQ&A)

悪質業者に関して、よく寄せられる疑問にお答えします。

リフォーム業者が「近くで工事中」と言って訪ねてきたら悪質業者ですか?

「近くで工事をしている〇〇です」という言葉だけでは、すべてが悪質とは言い切れません。ただ、突然の訪問で点検や工事を勧めてくる場合は注意が必要です。

正規の業者であれば、事前に書面や連絡で案内するのが一般的です。近隣への配慮として挨拶に伺うことがあっても、その場でいきなり「点検させてほしい」と求めることは、信頼できる業者ではほとんど行いません。

まずは会社名・担当者名・連絡先の3点を確認し、不安に感じたら直接その会社へ電話で確認するのが、安心への一番の近道です。

屋根がズレていると言われたら本当に確認させるべきですか?

急いで確認させる必要はありません。訪問してきた見知らぬ業者を屋根や室内に上げることは、トラブルの入口になります。

「屋根がズレていた」「瓦が危ない」といった言葉は不安を煽るために使われることがあり、その場で立ち入りを認めてしまうと、存在しない損傷を指摘されて高額な工事を迫られるケースも報告されています。国民生活センターの発表(2023年10月)によると、屋根工事の点検商法に関する相談件数は2022年度に2,885件と過去最多を記録し、2018年度の約3倍にのぼっています。

まずは玄関先での対応にとどめ、会社名と連絡先を確認してから、信頼できる業者に改めて点検を依頼するのが安心です。

リフォエムを名乗る業者が来たとき、どこに連絡すればいいですか?

まずは株式会社リステップ(リフォエム)へ直接お電話でご確認ください。弊社スタッフが訪問した事実があるかどうかを、すぐにお調べします。

弊社では、休工日に現場スタッフ以外が近隣を訪問することは一切ありません。「リフォエムです」と名乗る人物が突然訪ねてきた場合、弊社との関係を確認していただくことが最初のステップです。

強引な勧誘や脅迫的な言動があった場合は、消費者ホットライン(188)や最寄りの警察署への相談もご利用いただけます。一人で抱え込まず、まず連絡してみることが大切です。

訪問業者と契約してしまった後でもキャンセルできますか?

訪問販売で結んだ契約は、契約書を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフ制度を利用してキャンセルできます。費用を請求されることもなく、理由を説明する義務もありません。

クーリング・オフとは、特定商取引法に基づいて消費者が一方的に契約を取り消せる制度です。書面またはメールで申し出ることができますので、まずは消費者ホットライン(188)へ相談してみてください。

「もう遅いかも」と諦める必要はありません。受け取った書類や名刺、業者とのやりとりのメモを手元に保管しておくと、相談がよりスムーズになります。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。悪質業者による「便乗訪問詐欺」は、近隣の工事現場を信頼の根拠に使い、屋根点検を口実に高額契約を迫る深刻な問題です。実際にリフォエムの施工現場に便乗した不審者が野田市で確認されており、この記事ではその手口と正しい対処法をお伝えしました。改めて重要な3つのポイントをご確認ください。

  • 悪質業者は近隣の工事看板や足場を「信頼の根拠」として悪用し、正規の業者を装って接触してくるため、突然の訪問での点検勧誘はそれ自体が不審のサインである
  • 不審な訪問を受けた際は「玄関先で対応する・屋根や室内には絶対に上げない・会社名・担当者名・連絡先を確認する」の3点を徹底することが被害防止の基本である
  • 「リフォエムです」と名乗る人物が訪ねてきた場合はリフォエムへ直接電話で確認し、断り切れない場合は消費者ホットライン(188番)や警察(110番)への相談を迷わず活用することが重要である

国民生活センターの調査でも示されている通り、屋根工事の点検商法に関するトラブル相談は2022年度に2,885件と過去最多を記録しており、決して他人事ではありません。「おかしいと思ったら確かめる」「その場で判断しない」——この2つの習慣が、大切な財産と安心を守る最大の備えになります。もし不審な訪問を受けた際は、一人で抱え込まず、ぜひこの記事でご紹介した相談先をご活用ください。

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