外壁塗装のコーキング費用はいくら?打ち替え・増し打ちの相場と見積りの見極め方

リフォーム基礎知識

外壁塗装のお見積書を眺めていて、「コーキング費用」の金額に戸惑ってしまうお客さまが多いんです。「打ち替えと増し打ちで値段が倍違うけれど、何が違うの?」と、ご相談を受けることがよくあります。結論からお伝えすると、コーキングの打ち替え費用は1mあたり約900〜1,200円、増し打ち費用は約500〜900円が一般的な相場です。30坪2階建てで延長m数が約180mですから、総額では打ち替え16〜21万円、増し打ち9〜16万円という計算になります。本記事ではつくば市でリフォームを行う私たちリフォエムが、打ち替えと増し打ちの違い、見積書の読み解き方、費用を適正に抑える工夫までを順番にお話しいたします。お住まいの未来を守る判断材料として、お役立ていただけたら嬉しく思います。

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外壁塗装のコーキング費用の相場(打ち替え・増し打ち別)

外壁塗装におけるコーキング費用の相場は、工法によって約2倍の差が生まれます。「打ち替え」は既存のコーキングを撤去して新しく充填する工法で、1mあたり約900〜1,200円が目安です。一方の「増し打ち」は既存の上から新たに充填する工法で、1mあたり約500〜900円に収まります。延長m数(えんちょうメートル)とは、建物のサイディングの継ぎ目を1本1本つないだ総延長のことで、この距離に単価を掛けたものがコーキング費用の総額になります。

打ち替えの費用相場(1mあたり約900〜1,200円)

打ち替えのm単価がやや高くなるのは、既存のコーキングを撤去する作業が加わるからです。カッターで切り込みを入れ、固くなったコーキングをペンチで引き抜く——この地道な作業に職人の手間と時間がかかります。撤去したあとはプライマー(接着を助ける下塗り材)を塗布し、養生テープで目地の両サイドをきれいに保護してから、新しいコーキングを充填していきます。工程が多い分、確実な耐久性が得られるんです。茨城県つくば市周辺の住宅では、築10年を超えた外壁の場合、ほぼこの打ち替えをおすすめしています。コーキング本来の弾力性が失われている状態では、増し打ちをしても下地のひび割れが数年で表面に浮いてくるからです。

増し打ちの費用相場(1mあたり約500〜900円)

増し打ちは既存のコーキングを残したまま、その上に新しいコーキングを被せる工法です。撤去工程がない分、工期も短く費用も安く抑えられます。ただし既存のコーキングに十分な厚みと弾力が残っていることが条件になります。築5年前後で軽度の肉痩せ(コーキングのやせ細り)が見られる程度なら、増し打ちで十分に機能を回復できるんです。一方で、ひび割れが貫通していたり、既存コーキングが硬化して弾力を失っていたりする場合、増し打ちは「上に乗せただけ」の状態になりやすく、数年で剥離してしまうことがあります。費用の安さだけで選ぶと、結局やり直しで倍以上かかるケースが少なくありません。

30坪2階建てで総額どれくらい?延長m数の目安

一般的な30坪2階建て住宅の場合、サイディングの継ぎ目を全て足し合わせた延長m数は、おおよそ150〜200mに収まります。仮に180mで計算すると、打ち替えなら16〜21万円、増し打ちなら9〜16万円という総額感です。ただしこれはコーキング工事単体の金額であり、別途サッシ廻り・開口部廻りのシーリング(約50〜80m)が加わると、総額はさらに3〜7万円上積みになります。お住まいの大きさや窓の数で延長m数は変動しますので、お見積書を受け取ったら「このm数は実測なのか、概算なのか」を一度ご確認いただくと安心です。

コーキング打ち替え/増し打ちの費用相場比較(30坪2階建て・延長180m目安)
比較軸 打ち替え 増し打ち
工法の概要 既存を撤去して新規充填 既存の上から新たに充填
m単価の相場 約900〜1,200円/m 約500〜900円/m
30坪2階建ての総額 約16〜21万円 約9〜16万円
推奨される築年数 築10年以上/劣化が進んだ外壁 築10年未満/軽度の肉痩せのみ
耐用年数の目安 約10〜15年 約5〜8年
※単価・総額は茨城県南エリアでの一般的な相場感。実際のお見積りは延長m数・材料グレード・建物形状により変動します。

コーキング費用の内訳と見積書の見方

コーキング費用を正しく読み解くカギは、「m単価×延長m数=総額」という計算式を理解することです。見積書には多くの場合、項目名・m単価・延長m数・小計の4要素が並びます。ここで注意していただきたいのが、既存コーキングの撤去費用やプライマー塗布費用が「m単価に込み」なのか「別立てで計上」されているかという点です。別立ての業者さんの場合、合計金額が後から跳ね上がることがあるんです。見積書は細部まで読む——これが凡事徹底の第一歩です。

見積書に出てくる用語(打ち替え/増し打ち/コーキング撤去/養生)

お見積書に並ぶ専門用語をいくつか整理します。「打ち替え」とは、既存コーキングを撤去して新しく充填する工法のことです。例えば築15年の住宅で、硬化してひび割れたコーキングを刷新する際に選びます。「増し打ち」とは、既存の上に新しいコーキングを重ねる工法で、劣化が軽度のケースに適用します。「コーキング撤去費」は既存材をカッターで切り取る作業の費用で、「養生費」はコーキング周辺のサイディング面を汚さないよう、マスキングテープで保護する手間代になります。これらが見積書で別立てになっていないか、お客さまご自身の目で確認いただくと見落としが防げます。

m単価×延長m数のかけ算で総額が決まる仕組み

コーキング費用の総額は、シンプルに「m単価×延長m数」で算出されます。例えばm単価1,000円で延長m数180mなら、18万円が小計になるという具合です。ここで業者を見極めるポイントが延長m数の算出方法です。真面目な業者であれば、現地調査の際にメジャーで目地を実測し、その数値を見積書に反映します。一方で、「30坪なら大体180mでしょう」と概算で済ませる業者もいらっしゃるんです。実測していれば、お住まいの図面を見ながら延長m数の根拠を説明してもらえます。「どうやってこのm数を出したのですか?」とご質問いただければ、業者の姿勢がよく分かります。

見落としやすい付帯費用(既存撤去・プライマー・養生)

コーキング費用には、本体工事以外に3つの付帯費用がついて回ります。1つめは既存コーキングの撤去費(打ち替えの場合のみ・1mあたり約200〜300円)、2つめはプライマー塗布費(新規コーキングと下地の接着を助ける下塗り材・1mあたり約50〜100円)、3つめは養生費(1mあたり約100〜200円)です。これらがm単価に込みになっていればシンプルですが、別立ての業者もあります。見積書を受け取ったら「このm単価に撤去・プライマー・養生は含まれていますか」の一言をかけていただくだけで、総額の実像がくっきり見えてまいります。

打ち替えと増し打ちはどう違う?費用差が生まれる理由

費用差が生まれる最大の要因は、工程数と使用するコーキング材の量です。打ち替えは既存撤去→プライマー塗布→新規充填の3工程、増し打ちは新規充填の1工程に集約されるんです。工程数の違いは、職人の作業時間・材料費・廃材処分費のすべてに跳ね返ります。業界では「増し打ちは最も意味のない工事」と警鐘を鳴らす声もあり、安易に増し打ちを選ぶと耐用年数が短くなるリスクをはらみます。

打ち替えの工程(既存撤去→プライマー→新規充填)

打ち替えは3段階の工程で構成されます。まずカッターで既存コーキングの両サイドに切れ目を入れ、ペンチで慎重に引き抜きます。次にハケや刷毛でプライマーを目地内部に塗布します。プライマーは「コーキングを下地にしっかり接着させる糊の役割」を果たし、これがないと新規コーキングが数年で剥がれてしまうんです。最後にシーリングガン(コーキング材を押し出す道具)で新規コーキングを均等に充填し、ヘラでならして仕上げます。この3工程を1本の目地ごとに繰り返すのが、打ち替えの基本動作です。地道で手間がかかりますが、新築同等の密着性が得られます。

増し打ちの工程(既存の上から新たに充填)

増し打ちの工程は、既存コーキングを残したまま新規コーキングを重ねる作業です。手順としてはプライマー塗布→新規充填の2工程で、既存撤去がない分だけ時間と手間が省けます。ただしここに落とし穴が隠れています。既存コーキングが硬化してプライマーを吸収しない状態の場合、新しいコーキングは接着不良を起こしやすく、数年で剥離してしまうんです。YouTubeチャンネル「街のリフォーム屋さん」の解説でも、増し打ちは「下地が良好な場合にのみ機能する限定的な工法」として紹介されています(出典:「【重要】外壁塗装で最も意味の無い工事を教えます。」2024年11月, 街のリフォーム屋さん)。

どちらを選ぶべきかの判断基準(築年数・ひび割れ度合い)

判断基準は3つに整理できます。1つめは築年数で、築10年未満かつコーキングに大きな劣化がなければ増し打ちで対応可能、築10年以上なら打ち替えを基本とします。2つめはひび割れの深さで、表面のみの微細なひびなら増し打ちで吸収できますが、目地の奥まで貫通したひびは打ち替え以外に対処方法がありません。3つめは次回メンテナンスまでの期間で、「次の塗装まで10年持たせたい」ならコーキングも打ち替えで新品状態に戻しておく——という考え方です。ただ、現場に伺わせていただかないと最終判断は難しいんです。写真と目視で、職人が1本1本確認させていただきます。

打ち替えと増し打ちの作業工程比較
打ち替え(3工程)
1
既存撤去
カッターで切り込みを入れ古いコーキングを引き抜く
▶
2
プライマー塗布
目地内部に接着下塗り材を塗る
▶
3
新規充填
シーリングガンで注入しヘラで整える
m単価の相場:約900〜1,200円/m 耐用年数の目安:約10〜15年
増し打ち(2工程)
1
プライマー塗布
既存コーキングの上に接着材を塗る
▶
2
新規充填
既存の上に重ねて新しいコーキングを打つ
m単価の相場:約500〜900円/m 耐用年数の目安:約5〜8年

コーキング工事を単独で依頼した場合と外壁塗装とセットの費用差

「外壁はまだ大丈夫だから、コーキングだけ先に直せますか」というご相談を、年に数件いただきます。結論からお伝えしますと、コーキング単独の工事はもちろん可能なんです。ただし足場代(約15〜20万円)が別途発生するため、外壁塗装のタイミングに合わせてセットで依頼されたほうが、トータル費用は確実に安くなります。目安としては、築10〜15年で外壁塗装とコーキングを同時にメンテナンスされるのが最も費用対効果の高いパターンです。

コーキング単独工事の費用目安(15〜40万円+足場代)

コーキング単独で依頼される場合、工事費用は約15〜40万円に加え、足場代が15〜20万円かかります。合計で30〜60万円という計算です。「意外に高い」と感じられるかもしれません。これは2階建てのサイディング外壁の場合、どうしても足場を組まないと職人が目地にアクセスできないからなんです。1階部分だけなら脚立で対応できるケースもありますが、全周の目地を打ち替える以上、足場なしでは安全確保ができません。安全で安心な工事をお届けするための、必要なコストとご理解いただけたらと思います。

外壁塗装とセットで依頼する場合の費用メリット

外壁塗装とコーキング工事をセットで依頼される場合、足場代が1回分で済むため大きな節約効果が生まれます。外壁塗装の総額100〜150万円の中に、コーキング工事の15〜25万円が組み込まれる形です。足場代15〜20万円を別途払わずに済むので、単独発注と比べて実質20万円前後お得になる計算です。塗装の寿命が10年、コーキングの寿命が10〜15年なので、周期を合わせて同時メンテナンスする設計が、長い目で見て最もコストパフォーマンスに優れています。

次の塗装までの耐用年数で考える『いつ直すか』

コーキングの寿命は、使用材料によって8〜20年と幅があります。一般的な変成シリコンで約10年、高耐久タイプのオートンイクシードなら20年以上と、材料グレードで倍以上の差が出るんです。次回の外壁塗装のタイミングを基準に「次のメンテナンスまで何年持たせたいか」を逆算すると、材料選びと工法選びが自然に見えてきます。例えば「次の塗装は15年後」と決めているなら、高耐久コーキングの打ち替えが最適解になります。目先の費用だけでなく、長期の視点で判断していただくことが、結果的にお客さまの支出を抑えることにつながるんです。

つくば市・茨城県南エリアで費用を左右する地域要因

つくば市や土浦市、牛久市、守谷市周辺のお住まいを長年拝見していると、同じ築年数でもコーキングの傷み方が家ごとに違うことに気づかされます。日照条件・立地・周辺環境——これらが地域要因としてコーキングの寿命を左右し、費用にも跳ね返るんです。地元職人として、茨城県南ならではの視点をお伝えいたします。

南面の日射と筑波おろしでコーキング寿命が短くなる話

茨城県南エリアには、冬季の「筑波おろし」と呼ばれる強い乾燥風があります。筑波山から吹き下ろすこの風は、湿度を一気に下げてコーキング表面を乾燥させ、硬化を加速させるんです。特に南面と西面のコーキングは日射と乾燥風のダブルパンチで、築8年を過ぎた頃から急速に肉痩せが進むケースを数多く見てきました。北面と比べて南西面だけ劣化が進んでいる——というお住まいは、茨城県南では珍しくありません。この場合、全面打ち替えではなく「劣化の進んだ面だけ先行して打ち替え、他は増し打ちでしのぐ」という部分補修で費用を抑える選択肢もお出しできるんです。

台風15号(2019年)以降に増えた目地割れのご相談

2019年に房総半島を直撃した台風15号は、茨城県南にも強い風雨の被害をもたらしました。弊社では台風通過後の数週間、「サイディングの目地が切れている」「雨漏りの音がする」というお電話が普段の3倍以上に跳ね上がったんです。強風で建物が揺らされ、硬化していたコーキングが一気に破断した——という被害が多発しました。あの経験以降、「台風後は必ず目地を確認する」ことが地元のリフォーム業界の共通認識になりました。茨城県南にお住まいで、台風の後にコーキングを点検されていないお客さまは、一度地元業者にご相談されることをおすすめいたします。

地域密着業者を選ぶと得られる費用面のメリット

地域密着業者を選ばれる最大のメリットは、移動コストの圧縮と現場対応の速さです。遠方の業者さんが片道2時間かけて現場に通うと、その人件費と交通費が見積りに加算されます。弊社のようにつくば市内に拠点がある業者であれば、現場移動は30分前後に収まるため、同じ工事内容でも実質的な原価が低く済むんです。また、台風や豪雨の後にすぐ駆けつけられる機動力も、地元業者ならではの価値だと考えています。遠方の大手業者さんのお見積書と、地元職人のお見積書を並べて比較される際、「移動費・交通費」の項目に注目していただけたらと思います。

つくば郊外住宅の外壁塗装コーキング費用目安が気になるサイディング目地接写

コーキング材の種類で費用はどう変わる?

お見積書に書かれた材料名の違いで、1mあたり200〜400円の価格差が生まれます。代表的なコーキング材には変成シリコン系・ウレタン系・高耐久タイプ(オートンイクシード等)の3カテゴリがあり、それぞれ耐用年数と費用感が異なるんです。「どれが一番安いか」ではなく、「次のメンテナンスまでに何年持たせたいか」で選んでいただくのが、長期の費用対効果を最大化するコツになります。

変成シリコン系(塗装可・耐用年数10年前後)

変成シリコン系は、外壁塗装のコーキングで最もよく使われる定番材料です。塗装の上塗りができる(塗料との相性が良い)という特性が、サイディング外壁との相性抜群なんです。耐用年数は10年前後で、価格は1mあたり約800〜1,100円。コストと性能のバランスが取れた標準タイプと言えます。「次の塗装も10年後に考えているから、コーキングもそれに合わせたい」というお客さまには、第一候補としておすすめしています。弊社でも、特別なご希望がない限りこの変成シリコン系をベースにお見積りを作成することが多いんです。

ウレタン系(塗装可・コスト重視)

ウレタン系はコスト最優先のお客さま向けの選択肢で、1mあたり約500〜800円と最も安価です。塗装の上塗りができる点は変成シリコンと同じですが、耐用年数は7〜10年とやや短めで、紫外線に弱いという弱点があります。塗装前の下地処理用途として使われることが多く、「塗装でコーキング面を全て覆ってしまうので、耐候性は塗料に任せる」という設計の工事に向いています。費用を抑えたいお客さまにご提案することがありますが、「10年後のメンテナンスをどうするか」をセットで考えていただく必要があります。

高耐久タイプ(オートンイクシード等・耐用年数20年超)

高耐久タイプの代表格が、オート化学工業の「オートンイクシード」というコーキング材です。耐用年数が20年超と業界トップクラスで、1mあたり約1,100〜1,500円と価格は高めです。ただ、2回分のメンテナンスを1回で済ませられる計算になるため、長期で見れば足場代・工事費を節約できる優等生なんです。「もう次のコーキング工事はしたくない」というお客さまや、「次の外壁塗装は15年後の予定」というお客さまには、イクシードを強くおすすめしています。YouTubeチャンネル「サイディング外壁用のコーキング材これ一択です!」でも、プロの間ではイクシード一択という声が紹介されています。

コーキング材3種の価格・耐用年数・推奨シーン
コスト重視
ウレタン系
m単価約500〜800円/m
耐用年数約7〜10年
塗装上塗り可
塗装でコーキング面を覆う前提の下地処理用途に。紫外線に弱く単独露出には不向き。
バランス型
変成シリコン系
m単価約800〜1,100円/m
耐用年数約10年前後
塗装上塗り可(相性良)
外壁塗装の定番材料。コストと性能のバランスが取れ、次回塗装10年後に合わせやすい。
長期視点
オートンイクシード
(高耐久タイプ)
m単価約1,100〜1,500円/m
耐用年数約20年超
塗装上塗り可
次の塗装を15年以上先に設定したいお客さま向け。足場代の節約でトータルコスト最小化。

コーキング費用を適正に抑える3つの工夫

費用を抑える工夫は、「安い業者を探す」ことではありません。長期視点でトータルコストを下げる発想が、本当の意味で費用を適正化します。弊社がお客さまにお伝えしている工夫を3つに絞ってご紹介いたします。どれも凡事徹底で取り組めば、確実に効果が出る方法ばかりです。

外壁塗装と同時施工で足場代をまとめる

最も効果が大きい工夫が、外壁塗装とコーキング工事の同時施工です。足場代の約15〜20万円が1回分で済むため、別々に発注する場合と比べて実質20万円前後の節約になります。コーキングの寿命が10〜15年、塗装の寿命が10年前後ですから、周期を合わせて同時メンテナンスする設計が、ライフサイクルコストの観点でも理にかなっているんです。築10年を目安に、「今回まとめてやろう」とご決断いただけると、次の10〜15年を安心して過ごしていただけます。

延長m数を自分で概算して見積書と照合する

意外に効果的なのが、お客さまご自身で延長m数の概算を出してみることです。計算方法はシンプルで、「建物の外周長さ×階数×2〜3」が目安になります。例えば外周30m・2階建てなら、30×2×3=180mが概算値です。見積書に書かれた延長m数が、この概算値から大きく外れていないかをご確認いただくだけで、「実測していないかもしれない業者」を見極められるんです。もちろん屋外に出て目地をメジャーで測るのが最も正確ですが、概算との比較だけでも業者選びの一助になります。

高耐久コーキング材で次回更新を10年先に伸ばす

目先の数万円の差より、長期の支出を考えてみてください。変成シリコン系で10年ごとにコーキング工事をするのと、オートンイクシードで20年に1回のメンテナンスにするのとでは、30年間のトータル費用がどう変わるでしょうか。例えば30年間で変成シリコンなら3回のコーキング工事(約50〜60万円)、イクシードなら1〜2回(約25〜50万円)。足場代が3回分と1〜2回分で、さらに30〜40万円の差が生まれます。初期費用が5万円程度高くても、長期では圧倒的にイクシードが有利——これが凡事徹底の発想です。

リフォエムからのご提案|現地調査で変わる『本当のコーキング費用』

ここまで相場感と費用の抑え方をお伝えしてまいりましたが、最後に正直にお話ししたいことがあります。コーキングの本当の費用は、お住まいを実際に見させていただくまで確定しないんです。目地の長さ、劣化具合、周辺の塗膜の状態、下地の傷み——これらを現地で丁寧に確認させていただいて、はじめてお客さまに納得いただける金額をお出しできます。安全で安心であなたの未来を守ります——これが私たちリフォエムの経営理念です。

凡事徹底で測る——目地1本1本の延長m

リフォエムの現地調査では、目地1本1本をメジャーで実測いたします。外周の概算で済ませる業者さんも多いなか、弊社では必ず目地の長さを現場で確認するんです。地道な作業ですが、この一手間で見積りの精度が格段に上がります。「ここの目地は1.2mだから、変成シリコンのm単価1,000円で1,200円」——このレベルの計算がお客さまにご提示できる状態まで持っていくのが、職人として当たり前のこと。凡事徹底とは、こういう地味な作業を特別熱心に、しかも徹底的にやり続けることだと考えています。

打ち替え/増し打ちの判断は現場でお見せします

工法の判断も、カタログの受け売りではなく現場でお客さまに判断材料をお見せしながら行います。既存コーキングを指で押して弾力を確認し、カッターで一部切り込みを入れて内部の状態を見ていただく——こうした実物確認を通して、「このお住まいなら全面打ち替えが必要」「南面だけ打ち替え、他は増し打ちで対応可能」といった判断に至ります。写真つきの住宅診断書を無料でお作りしますので、他社のお見積りと比較する際の判断材料としてもご活用いただけるんです。

お見積りは無料。安全で安心であなたの未来を守ります

リフォエムの現地調査とお見積りは無料でお受けしています。他社との相見積りも歓迎していますので、「金額だけ知りたい」「比較用に話を聞いてみたい」というお客さまも、どうぞお気軽にご連絡ください。外壁塗装・コーキング工事は、お住まいの未来を10〜20年単位で左右する大切な工事です。ご予算、お住まいの状態、ご希望のメンテナンス周期——これらを丁寧にお伺いしながら、お客さまにとって最適なプランをご提案いたします。安全で安心であなたの未来を守ります、という私たちの約束を、現地で感じていただけたら嬉しく思います。

よくあるご質問

Q1. コーキングだけを打ち替える工事はできますか?

はい、コーキング単独の工事はもちろん可能です。ただし足場代(約15〜20万円)が別途かかるため、外壁塗装のタイミング(築10〜15年目安)に合わせてセット施工するほうが、トータル費用を抑えられるケースが多いんです。外壁の塗膜がまだ健全な場合は単独工事をおすすめしますが、迷われる場合は現地調査でご提案いたします。

Q2. 打ち替えと増し打ちはどちらを選ぶべきですか?

築10年以上経過した外壁や、目地にひび割れ・肉痩せが見られる場合は打ち替えを推奨いたします。増し打ちは比較的新しい目地や、劣化が軽度の部分に限って有効です。現地でお住まいの状態を1本1本確認させていただいた上で、最適な工法をご提案いたします。費用の安さだけで増し打ちを選ぶと、数年でやり直しになるリスクがありますのでご注意ください。

Q3. コーキング費用の見積書で特に確認すべき項目は?

延長m数とm単価のかけ算が総額の根拠になりますので、まずこの2つの数値をご確認ください。あわせて、既存コーキング撤去費・プライマー塗布費・養生費が「別立てか込みか」で総額が変わります。「このm数は実測ですか、概算ですか」「撤去・プライマー・養生はm単価に含まれていますか」の2つのご質問で、業者の見積り姿勢がよく分かります。

Q4. 高耐久タイプのコーキング材を選ぶとどのくらい費用が変わりますか?

一般的な変成シリコン系に比べ、オートンイクシードなどの高耐久タイプは1mあたり200〜400円ほど高くなります。延長m数180mで計算すると、総額で3.6〜7.2万円の差です。ただし耐用年数が10年前後→20年超と倍以上になるため、30年間のトータル費用で見ると足場代の節約効果と合わせて10〜20万円以上お得になるケースが多いんです。

Q5. つくば市で外壁塗装のコーキング費用を抑える方法はありますか?

3つの工夫をおすすめしています。1つめは外壁塗装と同時施工で足場代をまとめること、2つめは延長m数を自分で概算して見積書と照合すること、3つめは高耐久コーキング材を選び次回更新を10年先に伸ばすことです。地域密着の業者は移動コストが低く、無駄のない見積りをお出しできますので、相見積りの中にぜひ地元業者を加えていただくことをおすすめいたします。

まとめ:安全で安心なコーキング工事のために

外壁塗装のコーキング費用は、打ち替えで1mあたり約900〜1,200円、増し打ちで約500〜900円が相場です。30坪2階建て住宅で延長m数180mなら、総額16〜21万円(打ち替え)または9〜16万円(増し打ち)という計算になります。費用差が生まれる本質は工程数の違いで、長期で見れば打ち替えのほうがトータルコストを抑えられるケースが多いんです。

費用を適正に抑えるには、外壁塗装と同時施工で足場代をまとめること、延長m数を自分でも概算すること、高耐久コーキング材で次回更新を10年先に延ばすこと——この3つが有効です。つくば市周辺で外壁塗装・コーキング工事をご検討のお客さまは、ぜひリフォエムの無料現地調査をご活用ください。目地1本1本を実測し、お住まいの未来を10年、20年と守るご提案をいたします。安全で安心であなたの未来を守ります——私たちの約束を、現地で感じていただけたら嬉しく思います。

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株式会社リステップ 代表取締役 浜路洋一郎(監修)

この記事の監修者

浜路 洋一郎 (はまじ よういちろう)

株式会社リステップ 代表取締役

茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・抗菌施工を手がける株式会社リステップ代表。 リフォーム部門「リフォエム」を運営し、「安全安心であなたの未来を守ります」を理念に掲げる。 つくば市・土浦市の現場で実際に施工する立場から、本記事の費用相場・工法・安全に関する内容を確認・監修しています。

株式会社リステップ 代表取締役。茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・住宅リフォーム(リフォエム)を手がける。経営理念「安全・安心であなたの未来を守ります」のもと、現場での経験にもとづき本メディアの記事内容を監修しています。

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