ご自宅の屋根を見上げたとき、棟瓦の下にある白い漆喰が黒ずんでいたり、剥がれてポロポロ落ちていたりすると、不安になりますよね。「修理費用はいくらかかるんだろう」「どの業者に頼めば安心なんだろう」と悩まれるお客さまが、本当に多いんです。
結論からお伝えすると、屋根漆喰の修理費用は工法によって2万円〜60万円まで幅があります。部分補修なら2〜5万円、劣化が広がった詰め直しで5〜30万円、取り直しで15〜60万円が目安です。ただし足場費用(別途10〜25万円)が必要なケースと、高所作業車で済むケースで総額は大きく変わるんです。
この記事では、つくば市でリフォーム工事を手がける私たちリフォエムの現場視点から、3つの工法別の相場・劣化レベル別の工事選び・見積書のチェック軸・業者選びの5つの確認ポイントまでを順にお伝えします。放置すると雨漏り〜葺き替え(100万円超)に発展しますので、まずは判断軸を掴んでいただけたらと思います。
屋根漆喰の修理費用の相場|部分補修・詰め直し・取り直しの3工法を比較
屋根漆喰の修理費用は、部分補修2〜5万円/詰め直し5〜30万円/取り直し15〜60万円の3段階で考えるのが現場感覚です。工事内容と使う漆喰の種類で価格差が生まれます。「どの工法が自宅に合うのか」を判断するには、まず3つの違いを理解することが先決なんです。
屋根漆喰は、棟瓦と平部の瓦のすき間を埋めている白い部材です。瓦のズレを防ぎ、雨水の浸入を止める大事な役割を担っています。ただ、漆喰の寿命は15〜20年とそれほど長くないんです。築年数と劣化の進み具合によって、必要な工事が変わってきます。
| 項目 | 部分補修(タッチアップ) | 詰め直し(上塗り) | 取り直し(撤去+塗り直し) |
|---|---|---|---|
| 費用レンジ | 2万〜5万円 | 5万〜30万円 | 15万〜60万円 |
| 工期の目安 | 1〜2日 | 2〜5日 | 3〜7日 |
| 耐用年数の目安 | 3〜5年下地が健全であること前提 | 10〜15年南蛮漆喰使用で延長可 | 15〜20年棟瓦積み直し含む |
| 向いているケース | ひび・小さな剥がれが数カ所のみ(劣化レベル1〜2) | 広範囲の剥がれ・黒ずみあり(劣化レベル3) | 崩落・内部まで浸水(劣化レベル4〜5) |
| 別途足場費用 | 10万〜25万円(高所作業車で代替可の場合あり) | 10万〜25万円(原則必要) | 10万〜25万円(必須) |
①部分補修(タッチアップ):2万〜5万円/1〜2日が目安
部分補修は、ひびや小さな剥がれが数カ所にとどまる場合の工法です。既存漆喰が概ね健全で、ピンポイントの傷だけ埋めれば足りる状態に向いています。費用は2〜5万円、工期は1〜2日が目安なんです。
ただし「安いから」という理由だけで選ぶのは危険です。宮原正治氏がYouTube『絶対にしてはいけない漆喰補修』で指摘しているように、下地処理をせずに上から塗り重ねるだけの部分補修は、2〜3年で剥がれが再発します。私たちも、過去に別業者の「安い部分補修」を繰り返して結局50万円以上かけてしまったお客さまのお宅を、数多く見てきました。
②詰め直し(上塗り):5万〜30万円/2〜5日が目安
詰め直しは、既存漆喰の表面を一度削り落とし、新しい漆喰を打ち直す工法です。劣化が広範囲に広がっていて、部分補修では追いつかないケースに適しています。費用は5〜30万円、工期は2〜5日が目安ですね。
屋根リフォームチャンネルいらかの『永久保存版・屋根リフォーム費用のすべて』でも触れられていますが、詰め直しは費用対効果が最も良い工法なんです。既存の下地が生きていれば、新しい漆喰を10〜15年しっかり持たせられます。
③取り直し(撤去して塗り直し):15万〜60万円/3〜7日が目安
取り直しは、棟瓦を一度ばらして既存の漆喰と芯となる土を全て撤去し、新しい土と漆喰で積み直す本格工事です。崩落や内部浸水まで進んでいる場合は、取り直し一択なんです。費用は15〜60万円、工期は3〜7日かかります。
一見高く見えますが、村社瓦店『屋根リフォーム50年のプロが解説』でも「取り直しは20年保つ工事」と語られているとおり、長期視点ではコストパフォーマンスが高い選択です。詰め直しを何度も繰り返すより、取り直しで一度しっかり直す方が総額を抑えられるケースも多いんです。
足場費用(別途10万〜25万円)がかかるケースと不要なケース
屋根漆喰工事の総額を考えるとき、見落としがちなのが足場費用なんです。2階建て以上で勾配が急な屋根は、原則として足場が必要になります。費用は10〜25万円が目安です。
一方、1階建ての平屋や、2階でも勾配が緩やかな屋根は、高所作業車や手すり付きの安全器具で工事できるケースがあります。この場合は足場費用が不要で、総額が10万円以上安くなることもあるんです。見積もり時に「足場は必要ですか?高所作業車では難しいですか?」とお尋ねいただくと、良心的な業者ほど丁寧に理由を説明してくれます。
屋根漆喰を修理するタイミング|放置が招く雨漏りと費用倍増の仕組み
屋根漆喰の修理タイミングは、築10年で初回点検・15年で本格補修検討・20年で取り直し検討が現場目安です。「まだ落ちてないから大丈夫」と判断して放置すると、気付いた頃には屋根葺き替え(100万円超)に発展してしまうんです。
漆喰は雨風や凍結融解で少しずつ劣化していきます。表面に小さなひびが入り、そこから雨水がしみ込み、内部の芯となる土を少しずつ流していく。この進行は見た目にはゆっくりですが、確実に進んでいる現実なんです。
漆喰の寿命は15〜20年|築年数から逆算する点検タイミング
一般的な漆喰の寿命は15〜20年ですが、茨城県南の内陸性気候では凍結融解の影響で10〜15年で劣化が目立ち始めるお宅もあります。リフォームチャンネル『漆喰工事・実は短い漆喰の寿命』でも触れられているように、気候帯によって寿命が前倒しになる現実があるんです。
築年数から逆算した点検タイミングの目安は、築10年で初回点検/築15年で本格補修検討/築20年で取り直し検討です。「築12年だけど、まだ早いかな」と迷われる方が多いですが、点検自体は無料のところが多いので、気になり始めたタイミングでお気軽にご相談いただければと思います。
ご自宅から見える剥がれ・黒ずみ・ひびの危険度ランキング
屋根に上がらなくても、地上やベランダから見える範囲で危険度を判断する目安があります。危険度が高い順に、崩落(棟に穴が開いている)>黒ずみ・コケの付着>剥がれ落ちた破片の発見>表面のひび割れの順です。
特に「屋根下の地面に白い破片が落ちている」のは要注意なんです。これは漆喰が既に剥がれ落ちている明確なサインで、放置すると雨水が棟内部に直接入り込みます。屋根リフォームチャンネルいらか『屋根しっくいのメンテナンスにはご注意を!』でも強調されている、見過ごしてはいけない重要なサインですね。
放置3〜5年で雨漏り、10年で屋根葺き替えに発展する典型パターン
漆喰の劣化を放置すると、どんな経過を辿るか。放置3〜5年で雨漏り発生、7〜10年で野地板腐食、10年を超えると屋根葺き替えが必要になるのが典型パターンなんです。
実際に私たちがつくば市でご相談を受けたお客さまのお宅では、築18年で漆喰の剥がれを「様子見」した結果、築24年の時点で天井に雨染みが広がり、屋根葺き替え130万円という工事になってしまいました。もし築18年の時点で詰め直し(約20万円)をしていれば、同じ建物の寿命を倍以上伸ばせたはずなんです。
築年数ごとの屋根漆喰 劣化進行タイムライン
茨城県南の気候では、全国平均より3〜5年早く劣化が進む傾向があります
初回点検のタイミング
表面にひびが入り始める時期。地上やベランダから見える範囲で黒ずみがないかチェック。業者による無料点検を一度受けるのがおすすめです。
点検費:無料〜1万円詰め直し検討のタイミング
広範囲の剥がれ・黒ずみが目立ち始める時期。この段階で詰め直しをすると、既存下地を活かして10〜15年持たせられます。費用対効果が最も良い工事タイミングです。
詰め直し:5〜30万円取り直し検討のタイミング
漆喰の寿命を迎え、崩落や内部浸水のリスクが高まる時期。棟瓦の芯となる土や銅線まで劣化しているため、取り直し+棟瓦積み直しが必要になります。
取り直し:30〜80万円葺き替え検討のタイミング
漆喰を放置した結果、野地板腐食や雨漏りが発生している可能性が高い時期。この段階になると屋根葺き替え工事が必要になり、総額が一気に跳ね上がります。
葺き替え:100〜200万円屋根漆喰修理の工法選び|劣化レベル別のおすすめと費用対効果
屋根漆喰修理の工法選びは、劣化レベル1〜2は部分補修/レベル3は詰め直し/レベル4〜5は取り直し+棟瓦積み直しが原則です。劣化レベルの見極めを間違えると、同じ場所を何度も直すことになって、総額が高くつく結果になるんです。
劣化レベルを判断するのは、ご自身では難しい部分もあります。ただ、業者の見立てを鵜呑みにせず、「なぜその工法を選ぶのか」を言葉で説明できる業者を選んでいただきたいんです。情熱のリノベーション『漆喰は必要?漆喰の役割や重要性!』でも語られているように、漆喰の役割を正しく理解して工法を選べる業者かどうかで、仕上がりが大きく変わります。
劣化レベル1〜2(ひび・小さな剥がれ):部分補修で十分なケース
劣化レベル1〜2は、表面に小さなひびがある、または1〜2箇所の小さな剥がれがある状態です。この段階なら部分補修で十分対応できます。費用は2〜5万円、工期は1〜2日で済みますね。
ただし「ひび割れ3箇所まで」が部分補修の限界と考えてください。4箇所以上に広がっていたら、既に下地の漆喰自体が弱っているサインです。「とりあえず安く」と部分補修を選んでも、周辺の未補修部分が1〜2年以内に剥がれて再工事になります。
劣化レベル3(広範囲の剥がれ・黒ずみ):詰め直しが費用対効果◎
劣化レベル3は、棟全体に黒ずみが広がり、所々で漆喰が剥がれている状態です。この段階は詰め直しが費用対効果の最適解なんです。費用は5〜30万円、工期は2〜5日が目安ですね。
既存漆喰の表面を削り落として下地を整え、新しい漆喰を厚めに打ち直します。使用する漆喰は、現場では「南蛮漆喰」と呼ばれる防水性の高いタイプがおすすめです。南蛮漆喰とは、通常の漆喰に防水材を混ぜ込んで雨に強くしたものです。例えば雨の多いつくば市周辺では、南蛮漆喰を選ぶと耐用年数が3〜5年延びる実感があります。
劣化レベル4〜5(崩落・内部まで浸水):取り直し+棟瓦積み直しが必須
劣化レベル4〜5は、漆喰が崩落している、棟瓦がずれている、または棟内部まで雨水が浸水している深刻な状態です。この段階は取り直し+棟瓦積み直しが必須で、漆喰だけの工事では解決しないんです。
費用は30〜80万円、工期は5〜10日かかります。「漆喰だけでも直せませんか?」とお客さまから聞かれることもありますが、棟瓦の芯となる土や銅線が劣化していると数年でまた崩れてしまいます。かえルーフ『現場リポート・屋根漆喰工事』でも紹介されている通り、取り直しは棟内部の土・銅線まで全交換する一体工事として考えるべきなんです。
「安い部分補修」を繰り返すと総額が高くつく実例
ある茨城県南のお客さまは、築15年で初回の訪問営業に3万円で部分補修。築18年で別業者に5万円で再度部分補修。築21年で雨漏りが始まり、別業者に取り直し+棟瓦積み直しで80万円。
総額88万円かかってしまったんです。もし築15年の時点で詰め直し(20万円)を選んでいれば、総額30〜40万円で済んだ可能性が高い。目先の安さに惑わされず、劣化レベルに合った工法を選ぶのが、結果的に家計に優しい選択なんです。
つくば市・土浦市で屋根漆喰修理の費用に影響する地域事情
つくば市・土浦市周辺で屋根漆喰修理を検討されるとき、知っておいていただきたい地域事情があります。内陸性気候の凍結融解・2019年以降の台風リスク・火災保険の活用可能性の3点です。全国平均の情報だけで判断すると、必要な工事を見落とすことがあるんです。
私たち地元の職人としてお客さまのお宅を回っていると、つくば市周辺ならではの劣化パターンがあることを実感します。首都圏ガイドの情報を鵜呑みにせず、地域の気候・住宅事情に根ざした判断が大事なんです。
凍結融解の繰り返しで漆喰にヒビが入りやすい茨城県南の冬
つくば市の1月平均最低気温は−3℃前後まで下がります。日中は0℃を超えるため、漆喰の中に浸み込んだ水分が凍結・融解を繰り返す凍結融解現象が起きるんです。この繰り返しが、漆喰にひびを入れる最大の原因になっています。
凍結融解とは、水が凍る際に体積が約9%膨張することで、材料の内部から破壊が進む現象のことです。例えば古い舗装道路のひび割れも同じ原理で起きます。茨城県南では、沿岸部より漆喰の劣化が1〜2割早いという実感があるんです。
台風15号・19号クラスの被害で漆喰飛散が増えた2019年以降の傾向
2019年の台風15号・19号は、茨城県南にも大きな被害をもたらしました。私たちの点検件数も、2019年〜2020年に例年の約2倍に跳ね上がったんです。瞬間風速40m/sを超える強風は、健全な漆喰でも剥がれさせる威力があります。
その後も毎年、大型台風が接近するたびに点検依頼が集中します。「2019年の台風以来、屋根を気にするようになった」というお客さまが本当に多いんです。日頃から築年数に応じた点検をしておくことが、台風シーズンへの最良の備えになると考えています。
火災保険・風災特約で漆喰修理の費用がまかなえるケース
台風や強風が原因で漆喰が剥がれた場合、火災保険の風災特約で修理費用が補償対象になることがあります。経年劣化は対象外ですが、台風直後の点検で漆喰飛散が確認できれば、保険申請が通るケースが多いんです。
ただし「保険申請サポート」を名乗る業者には注意していただきたい。手数料として工事費の30〜40%を請求されるトラブルが、茨城県消費生活センターにも多数相談が寄せられているんです。まずは加入している保険会社に直接ご相談いただくのが、お客さまにとって一番安全な選択ですね。

屋根漆喰修理の見積書の見方|一式表記のまま契約してはいけない理由
屋根漆喰修理の見積書は、一式表記のままでは絶対に契約してはいけません。「屋根漆喰工事一式 25万円」とだけ書かれた見積書だと、どこまで直すのか・どんな材料を使うのかが分からず、追加請求のトラブルに繋がるからなんです。
良い見積書は、施工箇所の長さ・使用材料・既存撤去費・足場費用・工事保証まで、全て明記されています。「細かすぎる」と感じる方もいらっしゃいますが、この細かさこそが、お客さまを守る契約書の役割を果たすんです。
確認軸1:施工箇所の長さ(メートル単位)が明記されているか
棟漆喰工事は、通常「メートル単価」で見積もります。棟瓦の長さ(m)× 単価(1mあたり3,000〜8,000円)が本来の価格計算なんです。見積書に「施工延長:12m」のような記載があれば、適正価格かどうかを判断しやすくなります。
一方「漆喰工事一式 25万円」だけだと、工事範囲が曖昧なまま契約してしまうことになります。工事中に「ここも傷んでいた」と追加請求されても反論できないんです。必ずメートル数での明記をお願いしてください。
確認軸2:漆喰の種類(南蛮漆喰・なんばん・一般漆喰)と使用量
漆喰には種類があり、価格と耐用年数が変わります。一般漆喰(約1,500円/kg)・南蛮漆喰(約2,500円/kg)・なんばん材入り漆喰(約3,000円/kg)が主な選択肢です。使用量は12mの棟で約30〜50kgが目安ですね。
見積書に「南蛮漆喰 40kg使用」のように材料と量が明記されていれば安心です。「漆喰工事」とだけ書かれていると、安い一般漆喰を使われても気付けません。材料と使用量まで明記された見積書を出せる業者を選ぶのが鉄則です。
確認軸3:既存漆喰の撤去・処分費が別建てか込みか
既存漆喰の撤去と処分費は、1kgあたり200〜500円かかります。工事後に「撤去費が別途10万円」と追加請求されるトラブルが多発しているんです。見積書の段階で「撤去・処分費込み」なのか「別途」なのかを必ず確認してください。
良心的な業者は、見積書に「既存漆喰撤去・処分費 一式 ○○円」と明記します。「込み」の場合も「全て含みます」と口頭だけでなく書面で確認いただくのが安心ですね。
確認軸4:足場費用と高所作業車のどちらを使うかの明記
屋根漆喰工事の総額を大きく左右する足場費用。足場10〜25万円 vs 高所作業車3〜8万円と、工法で費用差が10万円以上出ることがあります。
2階建ての勾配が緩やかな屋根なら、高所作業車で済むケースも多いんです。見積書に「足場組立費」と書かれていても、「高所作業車では難しいですか?」と一度お尋ねください。良い業者ほど、理由をきちんと説明してくれます。
確認軸5:工事保証書とアフター点検の有無
工事後の保証は、業者選びの大きな判断材料です。詰め直し工事なら保証期間3〜5年、取り直し工事なら保証期間5〜10年が、信頼できる業者の目安なんです。
保証書を発行しない業者や「口頭での1年保証」しか提示しない業者は、残念ながら施工品質に自信がないケースが多い。見積書の段階で「書面での保証書を発行いただけますか?」とお尋ねいただくことで、業者の姿勢が見えてきます。
屋根漆喰修理 見積書5つの確認軸チェックリスト
この5項目が明記されていない見積書は、契約前に業者へ再確認を
確認施工箇所の長さ(m単位)が明記
棟漆喰工事はメートル単価(1mあたり3,000〜8,000円)で見積もるのが本来。「漆喰工事一式」の表記は追加請求トラブルの温床になります。
確認漆喰の種類と使用量
一般漆喰/南蛮漆喰/なんばん材入り漆喰で価格と耐用年数が変わります。「南蛮漆喰 40kg使用」のような明記があれば安心です。
確認既存漆喰の撤去・処分費
1kgあたり200〜500円かかる撤去・処分費。「別途」なのか「込み」なのかを書面で確認。工事後の追加請求で揉めるケースが多発しています。
確認足場費用/高所作業車の明記
足場10〜25万円 vs 高所作業車3〜8万円で総額が10万円以上変わる可能性あり。「高所作業車では難しいですか?」と一度お尋ねください。
確認工事保証書とアフター点検
詰め直し工事なら保証期間3〜5年、取り直し工事なら5〜10年が信頼業者の目安。「書面での保証書を発行いただけますか?」で業者の姿勢が見えます。
屋根漆喰修理で失敗しない業者選び|訪問営業に注意すべき5つの確認ポイント
屋根漆喰修理の業者選びは、残念ながら悪質な訪問営業のトラブルが絶えない分野です。「クーリングオフの8日ルール・建設業許可の確認・写真報告・地元業者か・相見積もり」の5つのポイントが、お客さまを守る防波堤になるんです。
私たちリフォエムが「安全で安心であなたの未来を守ります」という経営理念のもと、凡事徹底で向き合っているのは、まさにこうした不安を打破することなんです。訪問営業の全てが悪いわけではありませんが、現場でトラブルに遭われたお客さまの話を聞くたびに、入り口で防げたなと悔しくなる場面が多いですね。
ポイント1:突然の訪問営業で即契約しない(クーリングオフの8日ルール)
「近くで工事していて、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」。この一言から始まる訪問営業で、即日契約してしまうお客さまが毎年多数いらっしゃるんです。不安をあおられ、「今日中なら特別価格」と急かされて、気付いたら50〜100万円の契約書にサインしていた。
ただ、訪問販売による工事契約は、契約から8日以内であればクーリングオフで解約できます。これは特定商取引法で定められた、消費者を守る権利なんです。即日契約を迫る業者ほど、クーリングオフの説明を省略する傾向があります。「一旦家族と相談してから決めます」の一言で、冷静な判断時間を確保していただきたい。
ポイント2:建設業許可番号と瓦工事施工管理技士の資格を確認する
屋根漆喰工事は、本来建設業許可(屋根工事業)を持つ業者が施工するものです。許可番号は「茨城県知事 許可(般・○)第○○○○○号」のような形式で、業者のホームページや名刺に明記されています。
さらに「瓦屋根工事技士」「かわらぶき技能士」などの国家資格を持つ職人がいるかも、品質の目安になります。「許可番号を教えてください」「資格を持った職人が担当しますか?」とお尋ねして、きちんと答えられる業者であることをご確認いただきたいです。
ポイント3:施工前・施工中・施工後の写真報告の有無
屋根工事は、お客さまご自身で状況を確認できない工事です。だからこそ、施工前・施工中・施工後の写真報告が不可欠なんです。良い業者は、スマートフォンやタブレットで写真を撮り、工事中もお客さまに進捗を見せてくれます。
写真報告がないと、「本当にこの工事をやったのか」「手抜きされていないか」をお客さまが確認できません。弊社の現場では、屋根に上がって職人が目視・撮影し、お客さまに写真つきの住宅診断書でご説明する流れを標準としています。写真報告は、業者の誠実さを測るバロメーターでもあるんです。
ポイント4:地元業者か・下請け丸投げの業者かの見分け方
訪問営業業者の多くは、契約を取るだけ取って工事は下請けに丸投げするビジネスモデルです。この場合、お客さまが支払う金額の30〜50%が営業経費として消え、残りで下請け業者が工事することになるんです。
地元業者か下請け丸投げかを見分けるには、「御社の職人さんが直接工事されますか?」「本社はつくば市のどこですか?」と尋ねるのが一番シンプルです。即答できない業者や、「全国対応です」としか言わない業者は、丸投げの可能性が高いですね。
ポイント5:相見積もりは必ず2〜3社取る
1社の見積もりだけで判断するのは、お客さまの不利益につながります。価格の妥当性も、工事内容の過不足も、比較対象がないと見えてこないんです。タイプの違う2〜3社で相見積もりを取るのが、現場感覚としての最適解です。
ただし5社以上に声をかけると、比較疲れで判断が鈍る傾向があります。地元業者2社+ハウスメーカー系1社くらいの組み合わせが、ちょうど良いバランスではないでしょうか。相見積もりを嫌がる業者は、価格・内容に自信がないサインとも受け取れますね。
よくある質問(屋根漆喰の修理費用)
お客さまからよくいただく屋根漆喰修理に関するご質問を、5つにまとめました。細かい論点ですが、どれも「契約前に知っておいてよかった」と喜ばれる内容です。
Q1. 屋根漆喰の修理費用は火災保険で補償されますか?
台風や強風など自然災害が原因で漆喰が剥がれた場合、火災保険の「風災特約」で補償対象になるケースがあります。経年劣化は対象外ですが、台風直後の点検で漆喰飛散が確認できれば保険申請が通ることが多いんです。ただし「保険申請サポート」を名乗る業者には高額な手数料トラブルが多いため、まずは加入している保険会社に直接ご相談ください。
Q2. 屋根漆喰の修理費用の相場より極端に安い業者は信用して大丈夫ですか?
正直に申し上げると、安すぎる見積もりには注意が必要です。既存漆喰の撤去をせずに上から塗り重ねる手抜き工事や、下地処理をしないまま塗り直す施工だと、2〜3年で剥がれが再発します。相場より3割以上安い場合は、施工内容と使用材料を必ず確認するのがおすすめです。
Q3. 屋根漆喰の修理は何年ごとにすればいいですか?
一般的な漆喰の寿命は15〜20年ですが、茨城県南の気候では凍結融解の影響で10〜15年で劣化が目立ち始めるお宅もあります。築10年を過ぎたら一度点検、15年を過ぎたら本格的な補修検討、というのが現場感覚としての目安なんです。弊社では無料点検を承っていますので、気になる方は現地確認からご相談ください。
Q4. 屋根漆喰修理と棟瓦の積み直しはセットでやるべきですか?
劣化レベル4以上(崩落や内部浸水あり)の場合はセット工事がおすすめです。漆喰だけ直しても、棟瓦の芯となる土や銅線が劣化していると、数年でまた崩れてしまいます。費用は30万〜80万円ほどかかりますが、トータルで見れば結果的に安く済むケースが多いんです。
Q5. DIYで屋根漆喰の補修はできますか?
率直にお伝えすると、おすすめしません。屋根の上は想像以上に滑りやすく、転落事故のリスクが非常に高いんです。また市販の漆喰を上から塗り重ねるだけでは、既存漆喰の浮きごと落ちてしまい、かえって雨漏りを招きます。費用を抑えたいお気持ちは分かりますが、安全と仕上がりを考えると専門業者への依頼が結果的に安心ですね。
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この記事の監修者
浜路 洋一郎 (はまじ よういちろう)
株式会社リステップ 代表取締役
茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・抗菌施工を手がける株式会社リステップ代表。 リフォーム部門「リフォエム」を運営し、「安全安心であなたの未来を守ります」を理念に掲げる。 つくば市・土浦市の現場で実際に施工する立場から、本記事の費用相場・工法・安全に関する内容を確認・監修しています。