「うちの屋根、瓦がずれてるみたい」「そろそろ修理しないと」と気づいたとき、まず知りたいのは費用の相場ではないでしょうか。屋根は普段目に入らない場所です。業者から突然「修理費用200万円です」と言われても、その金額が妥当か判断しづらいですよね。
本記事では、症状別の相場・費用を左右する要素・つくば市土浦市エリア特有の事情・火災保険と補助制度の使い方・業者選びの視点を、リフォエムの現場目線でお伝えします。屋根修理で余計な出費を防ぎ、安全で安心な住まいを長く保つ判断材料にしていただければ嬉しく思います。
屋根瓦の修理費用の全体相場|3万円〜200万円の理由
結論、屋根瓦の修理費用は部分補修で3万円台から、全面葺き替えでは200万円前後まで幅があります。理由は「どこまで直すか」で工事範囲が変わるから。瓦だけ触るのか、下地の防水シートまで交換するのか、屋根全体を新調するのかで、必要な材料と工事日数が段違いに変わります。たとえば瓦1枚差し替えだけなら1〜3万円、下地から作り直す全面葺き替えなら100万円超と、同じ「屋根の修理」でも桁が2つ違うイメージです。
屋根修理業界では「3万円〜200万円」のレンジが一般的な回答として提示されることが多いです(◐ 個別事業者の情報発信レベルの記述で、公的統計そのものの裏付けは限定的)。私たちリフォエムがつくば市・土浦市で対応している現場でも、この幅は現実的な数字と実感しています。症状別のより細かい費用の内訳は、姉妹記事の屋根修理の費用相場|症状別の目安と後悔しない見積もりの読み解き方でも整理しています。
症状別の費用レンジ早見表(部分補修〜葺き替え)
| 症状 | 工事内容 | 費用レンジ | 工事日数 | 足場 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 瓦のズレ・ずり落ち補修 | 1〜10万円 | 半日〜1日 | △ 場合による |
| 2 | 割れ・欠けの1枚差し替え | 1〜3万円/枚 | 半日 | △ 場合による |
| 3 | 漆喰の詰め直し・打ち直し | 10〜50万円 | 3〜5日 | ○ 原則必要 |
| 4 | 棟瓦の取り直し工事 | 15〜60万円 | 4〜7日 | ○ 原則必要 |
| 5 | 全面葺き替え・葺き直し | 80〜200万円 | 1〜2週間 | ○ 必要 |
「3万円〜200万円」と幅がある3つの理由
費用差の理由は3つに整理できます。第1に「工事範囲」です。瓦1枚だけで済むのか、屋根全体に及ぶのかで材料費と人件費が大きく違います。第2に「足場の有無」です。1階の下屋なら足場不要でも、2階以上の勾配屋根では15〜25万円の足場費が必ず加算されます。第3に「下地の劣化状況」です。瓦をめくって初めて分かる野地板の腐食があれば、下地補修で20〜40万円が上乗せになることもあるんです。
見積もりの内訳で必ず確認したい4項目
結論、見積書で確認したいのは瓦の枚数・材料単価・足場費用・処分費の4項目です。理由は、「工事一式 ○○万円」とだけ書かれた見積書だと、後から追加請求が発生する火種になりやすいから。たとえば「屋根一式 80万円」の表記では、瓦の材料費なのか処分費なのか判別できません。数量と単価が透明な見積書は、業者の誠実さを測るバロメーターの一つと言えます。屋根の雨漏り修理費用のように緊急性が高い工事では、特にこの内訳確認が重要です。
症状別で見る屋根瓦の修理費用の目安
屋根瓦の傷み方は一つではありません。ズレ・割れ・漆喰の崩れ・棟の歪みなど、症状ごとに工事の内容と費用がまったく違います。ここでは私たちが実際の現場でよく対応するケースを分けて、費用の目安をお伝えいたします。

瓦のズレ・ずり落ちの修理費用(1〜10万円台)
結論、強風や地震で瓦がズレただけであれば、1〜10万円程度で直せることが多いです。理由は、必要な工事が「ずれた瓦を戻す」または「1〜数枚差し替える」で済み、材料も少量で足りるからです。1枚あたりの差し替え作業は工賃込みで5,000円〜1万円が目安。ただし高所作業のため、屋根に上がる作業員の人件費と安全確保は最低限かかります。「1枚だけだから5,000円で来て」と頼んでも、出張費と安全対策で3万円前後が現実的な最低ラインになります。
割れ・欠けの差し替え費用(1枚あたりの目安)
飛来物や凍害で瓦が割れた場合の差し替えは、1枚あたり工事費込みで1〜3万円が目安です。ただしメーカー廃番の瓦だと、色や形の合う代替品探しに時間がかかり、費用も上がりがち。廃番瓦は取り寄せ手配で追加日数が発生することもあります(◐ 業界内で広く知られた実務事情)。よく似た症状で、瓦ではなく金属屋根の場合の費用感はトタン屋根の修理費用相場|つくば・土浦で長持ちさせる直し方で扱っています。
漆喰の詰め直し・打ち直しの費用(10〜50万円)
漆喰(しっくい)とは、瓦と瓦の隙間や棟の下に詰められた白い接着材のこと。屋根の頂上部分(棟)の内側を固めている素材です。役割は雨水の侵入を防ぐこと。ただし経年で剥がれ落ちてしまい、放置すれば雨漏りや棟の崩壊に直結します。
漆喰の詰め直しは屋根1棟あたり10〜50万円が目安。工程は「既存漆喰の撤去→下地清掃→新規漆喰の打設」の3ステップ。費用の変動要因は屋根の大きさと棟の総延長です。
棟瓦の取り直し工事の費用(15〜60万円)
棟瓦とは、屋根の頂上に横一列に並ぶ瓦のことで、雨仕舞い(あまじまい)の要となる部分です。棟が歪んだり波打ったりしている場合は、いったん全ての棟瓦を外し、下地の土や漆喰を作り直してから再度積み直す工事になります。費用は15〜60万円が目安で、棟の長さ・下地補修の有無で幅が出ます。
全面葺き替え・葺き直しの費用(80〜200万円)
結論、築40〜50年を超えた瓦屋根や、下地の野地板まで腐食が進んだ場合は全面葺き替えで80〜200万円が現実的な相場です。理由は、屋根材の撤去・処分・下地新設・葺き直しまで全工程が含まれるから。「葺き替え」は既存瓦をすべて撤去し、新しい屋根材に載せ替える工事です。「葺き直し」は既存瓦を再利用しつつ下地だけ更新する工事です。既存瓦が健全であれば、葺き直しのほうが費用を抑えやすい選択肢となります。
屋根瓦の修理費用を左右する5つの要素
同じ「瓦の修理」でも、屋根の面積・勾配・瓦の種類・足場の有無・下地の状態で見積もり額は大きく動きます。相見積もりを比べるとき、この5点を意識するだけで判断精度がぐっと上がるんです。
屋根瓦の修理費用を左右する5つの要素
面積2倍で費用も倍増。急勾配は命綱・屋根足場で工賃1〜2割増。
和瓦は50〜100年持つが廃番リスクあり。洋瓦・セメント瓦は選択肢と単価に幅。
2階以上は原則必要。15〜25万円が相場。外壁塗装と同時なら分散可。
野地板張替20〜40万、防水シート更新10〜20万が上乗せに。
既存瓦の処分で3〜10万円。省く業者は不法投棄リスクの目安に。
屋根面積と勾配(急勾配は足場と手間が増える)
屋根面積が2倍になれば材料費と工事日数もほぼ倍増します。加えて勾配(屋根の傾き)が急な屋根は、作業員の安全確保のため命綱と屋根足場が別途必要で、1〜2割ほど工賃が上がる傾向があります。
瓦の種類(和瓦・洋瓦・セメント瓦の違いと単価目安)
結論、瓦の種類ごとに1㎡あたりの材工単価はかなり差があります。理由は、瓦の原料・製造工程・重量・現行流通量が違うからです。目安としては和瓦(いぶし瓦・釉薬瓦)は8,000〜14,000円/㎡、洋瓦(S形など)は5,000〜13,000円/㎡、セメント瓦は4,000〜8,000円/㎡が業界で紹介されるレンジです(◐ 出典:ガイソーラボ「瓦1枚の値段と施工費」/三州瓦の神清「5つの瓦の単価」/ヌリカエ「セメント瓦の価格」。いずれも民間事業者の情報発信レベルであり、公的統計そのものではありません)。
具体的には、和瓦は耐久性が高く50〜100年もつとも言われる一方、色柄によっては廃番リスクがあります。洋瓦はデザインの選択肢が広く、素焼き系か釉薬系かで単価に幅が出ます。セメント瓦は約10年ごとの塗装メンテが前提で、2010年前後に主要メーカーが生産中止したため、割れた場合の1枚差し替えは代替品を探す手間が増えがちです。つまり、瓦の種類そのものが「初期費用の高低」だけでなく「将来の補修可否」まで左右します。
足場・飛散防止ネットの要否(15〜25万円)
2階以上の屋根工事では、労働安全衛生法にもとづき足場の設置が原則求められます。高さ2メートル以上での作業で墜落のおそれがあるときは、事業者は足場を組み立てるなどの方法で作業床を設けなければならない、と定められているためです(✓ 出典:厚生労働省「労働安全衛生規則(抄)第518条」/条文原文はe-Gov法令検索「労働安全衛生規則」)。足場費用の目安は15〜25万円ほど。屋根工事だけでなく外壁塗装と同時施工にすれば、足場代を1回で分散できるのが賢い進め方です。
下地(野地板・防水シート)の劣化状況
瓦をめくって初めて分かる下地の腐食。これが屋根修理における隠れた費用要因です。野地板(屋根の下地となる板材)の張り替えで20〜40万円、防水シート(ルーフィング)の更新で10〜20万円が追加になることも珍しくありません。
処分費・運搬費(既存瓦の撤去がある場合)
既存瓦を撤去する工事では、処分費として3〜10万円が発生します。瓦は産業廃棄物としての適切な処理が必要な建材。この費用を「サービスしますよ」と省く業者は、逆に不法投棄のリスクがあるため要注意です。
つくば・土浦エリアで屋根瓦の修理費用を考えるときの地域事情
茨城県南地域は、台風の通り道であると同時に、冬の冷え込みで凍害が起きやすい気候特性を持っています。地域ならではの傷み方と、地元業者に頼む安心感について、私たちの現場経験からお伝えします。
つくば市・土浦市に多い被害パターン(強風・突風・凍害)
つくば市・土浦市周辺は、春先の突風と秋の台風で瓦のズレ被害が集中しやすい地域です。加えて冬の朝、瓦に染み込んだ水分が凍結・膨張する凍害によって、細かな割れが少しずつ広がっていくのも茨城県南特有の傷み方と言えます。凍害は目視で気づきにくく、数年かけて雨漏りに進行するのが厄介なんです。
地元業者に依頼するメリット(現地調査・アフター対応)
屋根修理は工事して終わりではありません。数年後の点検や追加補修で、いつでも現場に駆けつけられる距離感。それが安全で安心の土台になります。県外業者に頼むと、雨漏り再発時に「担当エリア外です」と対応が後回しにされることも起こり得ます。私たちリフォエムは、つくば市・土浦市を中心に自社職人が対応する凡事徹底の姿勢で、アフター点検を欠かさない体制を大事にしています。
茨城県内で使える屋根修理関連の補助制度・災害支援
つくば市には「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」があります。市内事業者と請負契約する税込50万円以上のリフォーム工事が対象。補助率は工事費総額の10分の1で、上限は10万円です。対象工事に「屋根等のふき替え、塗装又は防水」が明記されており、屋根の塗装・葺き替えも活用余地があります(✓ 出典:つくば市公式サイト「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」/令和8年度 案内PDF)。
申請には注意点があります。工事着手前に交付決定を受ける必要があるため、申請から審査までの日数を見込んで動きます。令和8年度(2026年度)は第1期が5月8日〜7月31日(受付終了)、第2期が8月3日〜11月30日と設定されています(✓ 出典:上記つくば市公式ページ/◐ 各期の予算上限到達次第で受付終了となるため、最新の受付状況は必ず公式ページでご確認ください)。制度の全体像と2026年度の変更点は、リフォーム補助金2026|つくばの家で最大200万円もらう申請の流れでも整理しています。
火災保険・補助金で屋根瓦の修理費用を抑える方法
台風や強風で瓦が飛んだ・ずれた場合、火災保険の「風災補償」で修理費用がカバーされることがあります。ただし「保険で0円修理できます」と断言する業者には、少し立ち止まって考える視点が必要なんです。
火災保険 風災補償の申請フロー
お客さまご自身が保険会社に連絡するのが基本。業者による申請代行は原則行いません。
火災保険の風災補償が使えるケースと使えないケース
風災補償は、突風・台風・竜巻など「風による被害」を補償する火災保険の基本補償です。瓦のズレや飛散は対象になりやすい一方、経年劣化による剥がれや、20万円未満の少額修理は対象外となる契約もあります。ご自宅の保険証券で「風災補償あり/免責金額」を必ずご確認ください。
申請の基本フロー(被害写真・見積書・保険会社連絡)
結論、申請はお客さまご自身が保険会社に連絡するのが基本の流れです。理由は、火災保険の契約者は住宅所有者であり、鑑定調査や保険金請求書類は契約者本人が対応する仕組みだから。被害写真・修理見積書・被害状況報告書を揃え、保険会社の鑑定人による現地確認を経て保険金が決定します。私たち施工業者は、被害写真の撮影と見積書作成でお手伝いするのが本来の役割で、申請代行そのものは行わないのが健全な形と考えています。
「保険で0円修理」を謳う業者に注意する理由
「保険が下りるので実質0円で工事できます」と最初から断言する業者には、少し立ち止まって考える視点を持っていただきたいです。国民生活センターの公表資料によると、屋根修理と火災保険を口実にした相談は2008年度から2017年度にかけて30倍以上に増加。2017年度は1,177件が寄せられ、60歳以上の相談者が約75%を占めたと報告されています(✓ 出典:国民生活センター「屋根が壊れていると指摘されて修理契約させられ、火災保険で請求できると言われたトラブル」(2018年9月6日))。
日本損害保険協会も、住宅の修理をきっかけとした消費者トラブルに継続して注意喚起しています(✓ 出典:日本損害保険協会「住宅の修理などに関するトラブルにご注意」)。よく報告されるのは、保険金が下りなかった場合の高額な違約金請求。あるいは本来直す必要のない箇所まで工事対象にされるケースです。いまも継続して事故が起きている領域、と受け止めていただければと思います。
屋根瓦の修理費用で損しないための業者選び5つの視点
屋根は普段見えない場所だからこそ、業者によって提案内容と費用に差が出やすい工事です。安さだけで選ばず、長い付き合いができるかで判断する視点を、現場目線でまとめました。
屋根修理業者選び 5つのチェックポイント
相見積もりのときに使える判断軸。安さより「長い付き合いができるか」で見極めます。
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○
1. 現地調査で屋根に上がってくれるか
地上目視だけで見積もる業者は根拠が薄い。屋根裏を含めた写真報告書を出す業者が信頼できます。
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○
2. 見積書に数量・単価が明記されているか
「工事一式 ○○万円」は要注意。瓦枚数・材料単価・足場費・処分費が個別記載されているか確認します。
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○
3. 地元での施工実績とアフター保証
保証書を出さない業者、県外の営業所しかない業者は避けたい。5〜10年のアフター保証が明示されるか。
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○
4. 「今すぐ危ない」と煽ってこないか
即決を迫る営業は健全ではありません。相見積もりを取る時間を確保できる業者を選びます。
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○
5. 国家資格・建設業許可の有無
500万円以上の工事は建設業許可が法的に必要。瓦屋根工事技士・一級塗装技能士など資格公開の有無も目安です。
現地調査で屋根に上がってくれるか(ドローン・写真の説明)
まず現地調査の質が業者の姿勢を映します。屋根に上がらず地上から目視だけで見積もる業者、あるいはドローンや写真撮影の記録を残さない業者は、根拠が薄い金額を提示してくる可能性があります。私たちが現地調査でお伺いする際は、屋根裏点検も含めた写真報告書を原則としてお渡ししています。
見積書に「一式」ではなく数量・単価が明記されているか
見積書に「屋根補修工事一式 ○○万円」とだけ書かれている場合、内訳を必ず聞いてください。数量・単価・処分費が個別明記されている見積書は、業者が自分の仕事を自分で説明できている証拠。透明性は業者の実力と誠実さのバロメーターと言えます。
地元での施工実績とアフター保証の年数
地元で長く続いている業者は、それだけ地域のお客さまから選ばれ続けている裏付けがあります。加えてアフター保証(5〜10年)の年数が明示されているかもチェックポイント。保証書を出さない業者、あるいは会社所在地が県外の営業所しかない業者は、いざというときの対応で不安が残ります。
「今すぐ工事しないと危ない」と煽ってこないか
「このままだと今週にも雨漏りしますよ」と過剰に不安を煽る営業トークには要注意です。屋根修理は数日〜数週間の猶予があるのが通常で、即決を迫る営業は健全ではありません。相見積もりを取る時間をお客さまに残さない業者は、比較されると困る事情があると考えるのが自然です。
国家資格・建設業許可の有無
建築一式工事以外で1件の請負金額が税込500万円以上の建設工事は、建設業許可が法的に必要です(✓ 出典:国土交通省「建設業の許可とは」)。屋根工事は専門工事に分類されるため、この金額を超える工事は原則として建設業許可を持つ業者が請け負うことになります。加えて瓦屋根工事技士や一級塗装技能士など、公的資格を保有する職人が在籍しているかも品質の目安になります。資格情報を公開している業者は、それだけ自社の技術に自信がある証拠と受け取っていただいて構いません。
屋根瓦の修理費用に関するよくあるご質問
リフォエムに寄せられるお問い合わせの中から、屋根瓦の修理費用に関するご質問をまとめました。実際の現場でお客さまが不安に感じるポイントに、正直な目線でお答えしています。
Q1. 屋根瓦の修理費用は最低どのくらいから頼めますか?
瓦1枚のズレ直し・差し替えなど部分補修であれば、3〜5万円台から対応できるケースもあります。ただし現地調査で「見えない下地の傷み」が発覚することもあり、正確な費用は屋根に上がって確認してから確定いたします。
Q2. 屋根瓦の修理と葺き替え、どちらを選ぶべきですか?
部分的な破損で下地が健全なら修理、下地の防水シートや野地板まで傷んでいる、瓦の耐用年数(和瓦で50〜60年目安)が近い場合は葺き替えを検討する目安になります。判断は現地調査で屋根裏含めた点検が前提です。
Q3. 火災保険で屋根瓦の修理費用は全額カバーされますか?
台風・突風による被害で「風災補償」の対象と判定されれば、修理費用の一部または全額が保険金でカバーされる場合があります。ただし経年劣化と判断されれば対象外となり、免責金額の設定にもよります。「保険で必ず0円」と断言する業者には慎重にご対応ください。
Q4. 屋根瓦の修理費用の見積もりで注意すべきポイントは?
「工事一式 ○○万円」と数量・単価が書かれていない見積書は要注意です。瓦の枚数・使用材料・足場費用・処分費が個別に明記され、写真つきの現地報告書が付いてくる業者を選ぶと、後から「追加工事です」と請求される事故を防げます。
Q5. 工事日数と生活への影響はどれくらいですか?
部分補修なら半日〜2日、漆喰打ち直しで3〜5日、全面葺き替えで1〜2週間が目安です。工事中は騒音・粉塵・足場設置で生活動線が一時的に制約されます。近隣挨拶の有無、養生の丁寧さも業者選びの見極めポイントに含めていただければと思います。
Q6. 築何年から葺き替えを検討すべきですか?
和瓦なら築40〜50年、セメント瓦なら築20〜30年が一つの目安です。ただし年数よりも「下地の状態」が本質。10年に一度は屋根点検を受けて、下地の防水シートの状態を確認する運用が、結果的にトータルコストを抑える近道なんです。
参考リンクと出典(外部・公式情報)
本記事で参照した公的機関・業界団体の一次情報と、あわせて読んでいただきたい関連記事をまとめておきます。屋根工事は情報の非対称性が大きい領域だからこそ、複数の一次情報にあたって判断していただければと思います。
外部の公式情報(✓ 実URL確認済)
- ✓ 国土交通省「建設業の許可とは」 — 500万円以上の建設工事に必要な建設業許可の制度説明
- ✓ 国民生活センター「屋根が壊れていると指摘されて修理契約させられ、火災保険で請求できると言われたトラブル」(2018年9月6日) — 保険金修理を装った悪質商法への注意喚起、相談件数の推移
- ✓ 日本損害保険協会「住宅の修理などに関するトラブルにご注意」 — 損保業界からの消費者向け注意喚起
- ✓ つくば市「安心住宅リフォーム支援補助金」 — 市内事業者による50万円以上のリフォームに対する補助制度(上限10万円)
- ✓ 厚生労働省「労働安全衛生規則(抄)第518条・第519条」 — 高さ2メートル以上での作業は足場等の作業床設置が原則必要と規定
- ✓ e-Gov法令検索「労働安全衛生規則」 — 労働安全衛生規則の条文原本(政府公式)
リフォエムマガジン内の関連記事
- 屋根修理の費用相場|症状別の目安と後悔しない見積もりの読み解き方
- 屋根の雨漏り修理費用の相場|原因別の工事内容とつくば市での早期対処の重要性
- トタン屋根の修理費用相場|つくば・土浦で長持ちさせる直し方
- リフォーム補助金2026|つくばの家で最大200万円もらう申請の流れ
- 家の外壁塗装の費用|坪数別の相場と内訳でムダ出費を防ぐ
※本記事の費用レンジは、当社(リフォエム)の施工実績と業界公開情報を基にした目安です。特定の公的統計調査を直接の根拠としているわけではなく(✗)、実際の費用は屋根面積・勾配・下地状態・地域相場・時期により変動します。正確な金額は現地調査後のお見積もりでご確認ください。制度・補助金は年度により内容が変わるため、リンク先の一次情報で最新の要件をご確認いただくことをおすすめします。
屋根瓦の修理費用は、症状・屋根の状態・業者選びで大きく変わります。私たちリフォエムは、つくば市・土浦市を中心に、凡事徹底の姿勢で一件一件の現場に向き合う地域密着のリフォーム会社です。「見えないところこそ丁寧に」を合言葉に、お客さまの安全で安心な未来を守るみらいプランニングの考え方で、屋根修理から外壁塗装まで対応しています。
「うちの屋根、そろそろかな」と感じたら、まずは現地調査で屋根の状態を見せていただけると嬉しく思います。無理に工事を勧めることは一切いたしませんので、比較検討の材料としてご活用ください。
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この記事の監修者
浜路 洋一郎 (はまじ よういちろう)
株式会社リステップ 代表取締役
茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・抗菌施工を手がける株式会社リステップ代表。 リフォーム部門「リフォエム」を運営し、「安全安心であなたの未来を守ります」を理念に掲げる。 つくば市・土浦市の現場で実際に施工する立場から、本記事の費用相場・工法・安全に関する内容を確認・監修しています。