ご注意:本記事の本文は2026年3月時点の情報にもとづいて執筆されたものです。補助金制度は年度ごとに対象工事・金額・申請期間が変わり、予算上限に達し次第、受付が終了します。
2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」は、2026年度から「みらいエコ住宅2026事業」に名称・内容が変わっています。2026年度の最新の要件・金額は、記事末尾に掲載した各事業の公式サイトで必ずご確認ください。
「断熱リフォームを検討したいけれど、補助金って結局いくらもらえるんだろう?」そんなご相談を、つくば市のお客さまから最近本当に多くいただいています。
結論からお伝えします。2026年時点で使える国の主な断熱リフォーム補助金は3制度あります。先進的窓リノベ2026事業では1戸あたり最大100万円まで利用可能です(環境省・公式サイト「事業概要」 ✓)。ここに給湯省エネ2026事業とみらいエコ住宅2026事業(2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」の後継、住宅の新築時期・工事基準により上限40万〜100万円)を組み合わせると、合計で200万円前後を活用できるケースもあります(◐ 工事内容により変動)。国の「住宅省エネ2026キャンペーン」を軸に、つくば市や茨城県の独自制度を組み合わせるのが賢い活用法の1つです。
本記事では、①国の3制度の使い分け、②工事箇所別の補助金額の目安、③つくば市・茨城県の独自制度、④申請の流れと注意点、⑤失敗しない業者選び、の5つを順番にお伝えします。地元でリフォーム工事を続けてきた私たちの現場感も交えながら、お客さまのご判断のお役に立てれば嬉しく思います。
断熱リフォーム補助金の全体像を3分で理解する
断熱リフォームの補助金って、いろんな制度がバラバラで分かりにくいですよね。まず全体像を押さえておくと迷いません。ここでは2026年時点で使える国と自治体の補助金を、初めての方でも分かるように整理してお伝えします。
断熱リフォーム補助金は「国+自治体」の2階建て
日本の断熱リフォーム補助金は、大きく分けて国の制度と自治体の制度の2階建てです。国の制度は全国どこでも同じ条件で使える大型の補助金です。一方で自治体の制度は、地域独自の政策目的に沿った上乗せ的な補助という位置づけになります。
たとえばつくば市の場合、国の「先進的窓リノベ2026事業」で窓の断熱工事に補助金をもらえます。同時に、つくば市の住宅関連制度を並行して活用できるケースもあります。「片方しか使えない」と思い込んでしまうお客さまが多いのですが、実は両方使える組み合わせが少なくないんです。制度整理の全体像はリフォーム補助金2026|つくばの家で使える国と自治体の制度整理もあわせてご覧ください。
ただし、同じ工事に対して二重に補助金を受け取ることは原則できません。どの工事にどの補助金を割り当てるかを、事前にリフォーム業者と相談して整理しておくことが大切です。
住宅省エネ2026キャンペーンが国の主役
2026年時点で国が推進する最大規模の断熱リフォーム支援が、「住宅省エネ2026キャンペーン」です。経済産業省・環境省・国土交通省の3省が連携する施策になります。住宅の省エネ化を後押しする位置づけの制度です(✓ 住宅省エネ2026キャンペーン 公式サイト)。
このキャンペーンは、大きく3つの事業で構成されています。窓の断熱に特化した「先進的窓リノベ2026事業」、給湯器の省エネ化を支援する「給湯省エネ2026事業」、断熱改修・エコ設備・バリアフリー等を幅広く対象とする「みらいエコ住宅2026事業」の3本柱です。2025年度まではこの3本目が「子育てグリーン住宅支援事業」という名称で、子育て世帯・若者夫婦世帯を対象としていましたが、2026年度からは名称が変わり、世帯要件もなくなっています(◐ 事業構成・名称は年度により見直される場合があります)。
どれもリフォーム業者が申請する仕組みで、お客さまご自身が窓口へ書類を持ち込む必要はありません。ただし業者が「登録事業者」として事前登録を済ませていることが必須条件になります。
つくば市・茨城県の独自補助金も併用可能
国の制度に加えて、つくば市や茨城県にも住宅関連の独自制度が用意されています。木造住宅の耐震改修助成、県産木材を使ったリフォームへの加算、高齢者・障がい者向け住宅改修助成など、対象や金額はさまざまです。
これらの地域制度は、国の断熱リフォーム補助金と併用できる場合もあります。ただし「同じ工事箇所への二重申請は不可」というルールが基本にあります。たとえば窓の交換工事に国の窓リノベ補助を使った場合を考えてみます。同じ窓に自治体の断熱補助を上乗せすることは、原則できません(◐ 制度ごとの併用可否は要事前確認)。
つくば市・土浦市周辺の最新の補助金情報は、各自治体の公式サイトで年度ごとに更新されます。制度は毎年少しずつ変わるので、必ず申請前に最新版を確認してください。
国の断熱リフォーム補助金3制度を徹底比較
国の断熱リフォーム補助金は、対象工事によって3つの事業に分かれています。それぞれ窓・給湯器・全体リフォームと役割が違うので、どこを直すかで選ぶ制度が変わってくるんです。金額と対象を一覧で見比べてみましょう。
| 比較項目 | 先進的窓リノベ 2026事業 |
給湯省エネ 2026事業 |
みらいエコ住宅 2026事業 |
|---|---|---|---|
| 対象工事 | 内窓・外窓交換・ ドア交換 |
エコキュート・ ハイブリッド給湯器 |
断熱改修・エコ設備・ バリアフリー等 |
| 最大補助額 (目安) |
100万円/戸 | 20万円/台 | 40万〜100万円/戸 |
| 主な対象 | 戸建て・ 集合住宅の所有者 |
戸建て・ 集合住宅の所有者 |
戸建て・集合住宅の 所有者(世帯要件なし) |
| 申請者 | 登録事業者 | 登録事業者 | 登録事業者 |
| 出典 | 経済産業省 公式サイト |
経済産業省 公式サイト |
国土交通省 公式サイト |
先進的窓リノベ2026事業(1戸あたり最大100万円)
「先進的窓リノベ2026事業」は、窓の断熱性能を高めるリフォームを対象とする制度です。対象工事は、ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換の4区分になります。外窓交換には2種類の工法があります。カバー工法とは、既存のサッシ枠を残したまま上から新しい枠をかぶせる工法です。1日程度で施工が完了します。はつり工法は、既存の窓枠ごと解体してサッシを丸ごと交換する工法です。こちらは壁の一部補修が必要になります。1戸あたり最大100万円まで補助が受けられます(✓ 環境省・公式サイト「事業概要」)。
補助額は「窓のサイズ」と「ガラス・サッシの断熱性能グレード」で決まります。Sグレードは熱貫流率Uw1.5以下、その上位区分としてP(SS)グレード(Uw1.1以下)があります。2026年度から内窓の対象グレードはSグレード以上に絞られました(✓ 先進的窓リノベ2026「内窓設置」公式ページ)。性能が高いほど、そして窓が大きいほど、補助単価が上がる仕組みです。実際の単価は公式・単価表で最新版をご確認ください。
窓の断熱工事は、冷暖房費の削減効果が住宅リフォームの中でも大きい領域です。冬期・暖房時に住宅の開口部(窓など)から逃げる熱は約58%を占めるとされます(✓ 環境省「断熱窓への改修促進」ポータル/省エネルギー建材普及促進センターQ&A)。ここに手を入れると、室内の体感温度が変わったというお声を多くいただきます。
※出典(◐):環境省「断熱窓への改修促進」ポータル/省エネルギー建材普及促進センター Q&A「開口部からの熱の出入り」(引用元の各種年度資料に基づく数値。冬期・暖房時58%)
給湯省エネ2026事業(最大20万円)
「給湯省エネ2026事業」は、エコキュートやハイブリッド給湯器など、高効率な給湯設備への交換を支援する制度です(✓ 資源エネルギー庁・公式ページ)。1台あたり最大20万円の補助が受けられます。機種の性能グレードによって、補助額が段階的に設定されています(◐ 詳細額は公式最新版で要確認)。
給湯器は住宅で使うエネルギーの約3割を占めると言われる大物設備です。ここを高効率化すると、電気代・ガス代の削減効果がじわじわ効いてきます。「断熱リフォーム」というと壁や窓ばかり注目されがちですが、実は給湯器の刷新も家計に優しい省エネ改修の1つなんです。
なお、給湯省エネ事業は先進的窓リノベ事業と併用できます。窓の断熱工事と給湯器交換を同じタイミングで行うと、両方の補助金をトータルで受け取れるケースがあるので、まとめて検討する価値は十分にあります。
みらいエコ住宅2026事業(最大100万円)
「みらいエコ住宅2026事業」は、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」(2026年2月16日に交付申請受付終了)の後継制度です(✓ 国土交通省・公式サイト「対象要件の詳細」)。断熱改修・エコ住宅設備の設置・バリアフリー改修など、幅広いリフォームが補助対象になります。旧制度にあった子育て世帯・若者夫婦世帯という世帯要件はなくなり、住宅の所有者等であればどなたでも対象です。
リフォームの補助上限は、住宅の新築時期と実施する断熱改修の基準の組み合わせで決まります。平成3年以前に新築された住宅で「義務基準相当」の工事を行う場合が最も高く100万円/戸、平成4年〜平成28年に新築された住宅では80万円/戸が上限です(次世代省エネ基準相当の工事の場合はそれぞれ50万円/戸・40万円/戸)(✓ 国土交通省・公式サイト)。他の2事業に比べて、幅広い工事をカバーしているのが特徴です。
先進的窓リノベ事業や給湯省エネ事業と組み合わせて申請することも可能です。工事の設計次第で、合計200万円前後の補助金を活用できるケースもあります(◐ 併用可否は同一工事の二重申請禁止など細則あり。事業者と要確認)。
対象工事別・もらえる金額の目安
「うちの断熱リフォームだと、いくらもらえるんだろう?」ここが一番気になるところではありませんか?窓・玄関ドア・壁・床など、工事箇所ごとの補助金額の目安を、実際の施工パターンでシミュレーションしてお伝えします。
(大サイズ・Sグレード)
(大サイズ・Sグレード)
(大サイズ・Sグレード)
(設備複合)
内窓(インナーサッシ)を付ける場合
インナーサッシとは、既存の窓の内側にもう1枚追加する窓のことで、二重窓とも呼ばれます。断熱リフォームの中でも工期が短く、費用対効果の高い工事の1つです。壁を壊さずに1日で施工が終わることが多く、お客さまの生活負担が少ないのが大きな魅力になります。内窓リフォームの費用の詳細は別記事でも詳しく解説しています。
補助金額はサイズと性能グレードで決まります。戸建て住宅で大サイズかつSグレードの内窓を設置する場合、1箇所あたり52,000円が目安です(✓ 先進的窓リノベ2026「内窓設置」公式ページ)。上位のP(SS)グレードや特大サイズはさらに高い単価が設定されています(◐ 詳細は公式・単価表の最新版でご確認ください)。中〜大サイズを家全体で複数箇所付ければ、補助金の合計は数十万円規模になるケースもあります。
内窓を付けると、コールドドラフトと呼ばれる現象が軽減されます。コールドドラフトとは、冷たい窓面で冷やされた空気が室内下方に流れ落ちてくる現象のことです。窓際でひんやりと足元が冷える原因の1つになります。つくば市周辺は冬の最低気温がマイナス5度前後まで下がる日もあります(◐ 気象庁・アメダスつくば観測値の平年値傾向より)。効果を体感されるお客さまが多い工事です。
玄関ドアを断熱ドアに交換する場合
玄関ドアも、実は住宅の熱損失に大きく関わる場所です。古い金属製ドアからLIXILやYKK APなどの高断熱ドアに交換すると、玄関土間から冷気が上がってくる「冬の底冷え」がずいぶん和らぐんです。
ドア交換の補助単価は、窓と同じサイズ・性能グレードの単価が適用されます(✓ 先進的窓リノベ2026 公式・単価表)。大サイズのSグレードでおおむね11〜16万円が目安です(◐ 親子ドアなど形状で幅あり/単価表の最新版を必ずご確認ください)。工事は1日で終わることが多く、朝から施工を始めれば夕方には新しいドアで生活を始められます。私たちが担当したつくば市のお客さまからも「玄関を開けた瞬間の空気の質感が変わった」というご感想をいただいたことがあります。
壁・床・天井の断熱材を入れる場合
壁・床・天井の断熱改修は、住宅全体の断熱性能を根本から底上げする工事です。ただし壁を一度剥がして中に断熱材を充填する大がかりな工事になるため、費用も工期も窓工事より大きくなります。
こちらは「みらいエコ住宅2026事業」の対象になるケースが中心です。断熱材の使用量に応じて円/㎥単位で補助額が積算される仕組みで、数万円〜数十万円の補助が受けられます(◐ 具体額は国土交通省・公式サイト「躯体の断熱改修」で最新の単価表をご確認ください)。外壁塗装や外装リフォームと同時に断熱材を入れる「外張り断熱」なら、足場を共有できるので工事コストを圧縮できるのが現場のプロならではの提案です。
外壁塗装と一緒に遮熱塗装をする場合
「本格的な断熱リフォームは予算的にちょっと難しい……」というお客さまには、外壁塗装のタイミングで遮熱塗料を選ぶという方法もあります。塗料自体が太陽光を反射することで、夏場の室内温度上昇を抑える効果が期待できるんです。
遮熱塗装単独では住宅省エネ2026キャンペーンの対象外ですが、他の断熱改修と組み合わせて省エネ性能の底上げに使うことは可能です。つくば市の夏は湿度が高く、真夏の室内温度は南向き部屋で30度を超える日も多いので、遮熱効果は体感で分かるレベルの改善になります。
つくば市・茨城県で使える地域独自の補助金
国の制度に加えて、つくば市や茨城県にも独自の補助金があります。地元で長年リフォームをしてきた私たちが、実際にお客さまと申請してきた地域制度をまとめました。国の制度と併用できるものも多いので、必ずチェックしておきたい情報です。
つくば市の住宅リフォーム関連補助金
つくば市では、木造住宅耐震改修費補助制度を毎年実施しています。昭和56年5月31日以前建築の木造戸建てが対象で、改修費用の4/5・上限115万円まで補助されます(✓ つくば市公式・令和8年度/先着2件)。断熱リフォームそのものへの直接補助というよりは、耐震補強や住宅改造の中で断熱工事を組み合わせる位置づけになります。
耐震改修と断熱工事は、同時施工と相性がとても良い工事です。築30年以上のお住まいでは特に、セット提案をおすすめしています。壁を剥がすタイミングで断熱材と耐震補強の両方に手を入れられるため、二度手間を避けられるんですよ。
最新の受付状況・補助上限額・対象工事は、必ずつくば市公式サイトの当該年度ページで確認してください。年度予算に達すると受付終了になるので、早めのアクションが安心です。
※参考(✓):つくば市 木造住宅耐震改修費補助制度/つくば市 安心住宅リフォーム支援補助金(工事費の1/10・上限10万円)。制度は年度ごとに要件が変わるため、必ず公式サイトの最新版をご確認ください。
茨城県の住宅取得・改修支援制度
茨城県レベルでも、住宅の取得・改修に関する支援制度が用意されています。特に県産木材(茨城県産のスギ・ヒノキ等)を使った住宅工事への加算補助は、リフォームでも使えるケースがあります(◐ 茨城県林政課・県産木材の利用促進)。地元業者ならではの提案としてよく組み合わせています。
また、茨城県は地震ハザードマップ上で複数の想定震源が指摘されている地域でもあります。耐震改修助成と断熱改修の複合提案は、県の防災施策とも整合性が取れる王道パターンなんです。
国+自治体を併用するときの注意点
国の補助金と自治体の補助金を併用する際に、いちばん気をつけたいのが「同一工事への二重申請の禁止」ルールです。たとえば内窓Aに対して国の窓リノベ事業を使ったとします。この場合、同じ内窓Aに自治体の断熱助成を上乗せすることは、原則できません。
ただし、「工事の対象部位を分ける」形なら併用可能なケースがあります。「窓は国、耐震補強は自治体」といった役割分担で設計すれば、両方の補助金をトータルで最大化できるんです。この整理は制度の細部を読み込む必要があるので、経験のあるリフォーム業者と一緒に組み立てるのが安心です。
断熱リフォーム補助金の申請手順と必要書類
補助金って「業者が全部やってくれる」と思われがちなんですが、実はお客さまご自身で用意していただく書類もあるんです。申請の全体スケジュールと、事前に準備しておくとスムーズな書類を、実際の申請フローに沿って解説します。
お見積り
お引渡し
補助金申請
還元
申請から補助金交付までのスケジュール
補助金の申請から実際に交付されるまでは、おおむね3〜6ヶ月程度が目安になります。工事完了後に業者が申請書を提出し、事務局の審査を経て交付決定が下り、その後お客さまへ還元される流れです。
「補助金がすぐ振り込まれる」というよりは、「工事費の請求段階で補助金分が差し引かれる」または「工事後に業者経由でお客さまに戻る」の2パターンが一般的です。業者によって扱いが違うので、契約前に必ず確認しておいてください。
お客さま側で準備する書類
お客さま側で準備していただく主な書類は、①本人確認書類(運転免許証等)、②住民票または登記事項証明書、③工事契約書のご本人確認、④振込先口座情報、の4点が中心です。
「登記事項証明書」だけは法務局へ取りに行く必要があり、慣れていない方には少し手間が掛かります。私たちがお客さまをご担当する際は、この取得タイミングを最初の面談で共有し、書類取得を無理なく進めていただけるようスケジュール調整をご相談しています。
工事契約と補助金申請の順序に要注意
いちばん重要なのが、「補助金の申請要件が整う前に工事契約を結ぶと、補助対象外となる可能性がある」という落とし穴です。住宅省エネ2026キャンペーンでは、事業者登録日以降の契約であることが要件になっています(✓ 先進的窓リノベ2026 公式・事業概要)。
「知り合いに紹介されたから」「昔からお世話になっている業者だから」と急いで契約するお客さまがいらっしゃいます。しかし、その業者が制度に未登録だった場合、補助金の対象外となる事故が起こり得ます。契約書にサインする前に「この業者は住宅省エネ2026キャンペーンの登録事業者か?」をご確認いただくことをおすすめします。つくばで信頼できる業者の見抜き方は別記事にもまとめています。
補助金で失敗しないための業者選びのコツ
せっかく補助金を使うなら、申請に慣れた業者と組むのが安心です。特に「登録事業者」でないと申請できない制度もあります。ここは経験上、業者選びで一番差が出るポイントなので、確認していただきたい5つの視点をお伝えします。

「登録事業者」に登録されているかを必ず確認
住宅省エネ2026キャンペーンの3事業は、いずれも「登録事業者」として事前登録を済ませた業者が申請する仕組みです。未登録業者と契約した場合、原則として補助金の対象外となります(◐ 各制度公式サイトで最新の要件をご確認ください)。
各事業の公式サイトには「登録事業者検索」ページが用意されており、業者名や所在地から検索できます(先進的窓リノベ2026/みらいエコ住宅2026事業)。契約前にご自身でも確認しておくと安心です。私たちも登録済みですが、地元でリフォームに携わる業者であれば、登録手続きを済ませているのが一般的です。
見積書に補助金の内訳が明記されているか
補助金対応に慣れた業者は、見積書の中で「補助金対象工事」と「対象外工事」を明確に切り分けます。さらに、それぞれの補助見込み額まで書き込んでくれます。この記載があるかどうかで、業者の申請経験値が一目で分かるんです。
「補助金についてはお任せください」だけで数字が出てこない業者は要注意です。ざっくりした説明のまま契約に進んで、後から「思っていたより補助額が少なかった」となるケースを、これまで何度も見てきました。
つくば・土浦の気候を理解している地元業者を選ぶ
これは補助金の話から少し離れます。断熱リフォームで本当に効果を出すには、その土地の気候を理解している業者と組むことが欠かせません。つくば市は冬季の最低気温が氷点下、夏は湿度が80%を超える日もある気候帯です(◐ 気象庁・アメダスつくば観測値の平年値傾向より)。
たとえば湿気が高い夏を持つ地域では、単に断熱性能を上げるだけでは壁内結露のリスクが上がる場合があります。地元で長年施工してきた業者であれば、この土地の湿度・温度・季節風を踏まえた仕様選定ができるんです。私たちも凡事徹底の姿勢で、お一人お一人のお住まいに合った提案を続けています。窓リフォームの補助金活用手順は別記事もあわせてご覧ください。
断熱リフォーム補助金のよくあるご質問
お客さまからよくいただくご質問をまとめました。制度は毎年少しずつ変わるので、最新情報は各制度の公式サイトで最終確認をおすすめしています。
Q 予算が終わったら申請できないんですか? ▼
Q DIYリフォームでも補助金は使えますか? ▼
Q 賃貸アパートのオーナーでも使えますか? ▼
Q 補助金が下りるまで全額支払う必要がありますか? ▼
Q 築30年の古い家でも補助金は使えますか? ▼
予算が終わったら申請できない?
はい、住宅省エネ2026キャンペーンの各事業は予算上限に達し次第、受付終了になります。過去の子育てエコホーム支援事業でも、年度後半には予算残高が急速に減り、早期終了となった年もありました。締切と早期終了を見極める動き方は別記事で詳しく解説しています。
「まだ大丈夫だろう」と後回しにせず、断熱リフォームを検討中の方は、早めに業者への相談を始めてください。予算残高は各事業の公式サイトで随時公表されているので、最新状況を確認しながら動くと安心です(先進的窓リノベ2026 予算残高ページで日次更新の消化率を公表しています)。
自分でDIYリフォームでも補助金は使える?
いいえ、住宅省エネ2026キャンペーンの3事業は、登録事業者が施工した工事のみが対象です。お客さまご自身でDIYで内窓を取り付けた場合や、無登録業者に依頼した場合は補助対象外になります。
補助金の趣旨が「一定以上の性能・品質を保った省エネ改修の普及」にあるため、施工品質の担保という観点から登録制になっているんです。DIYが得意な方でも、補助金活用を前提にする場合は登録事業者への依頼が前提になります。
賃貸アパートのオーナーでも使える?
はい、賃貸住宅(アパート・共同住宅)のオーナー様でも活用可能な制度が用意されています。ただし、対象となる補助上限額や要件が持家の場合と異なるケースがあります。
つくば市内は研究学園都市エリアを中心に賃貸物件が多く、私たちにも「賃貸物件の断熱改修で補助金を使いたい」というご相談を毎年いただきます。詳細は各事業の公式サイトで賃貸物件の扱いを必ず確認してください。
補助金が下りるまで、工事費用はいったん全額支払う必要がありますか?
多くの業者では、工事完了時のご請求金額から補助金相当額を差し引く「補助金分還元型」の運用にしています。お客さまが一時的に全額を立て替える必要はありません。実質的な負担額は、補助金差し引き後の金額になるケースが一般的です。
ただし業者によっては「先に全額いただいて、補助金交付後にお返しする」という運用のところもあります。契約前に必ずどちらの方式かを確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。
築30年の古い家でも断熱リフォーム補助金は使えますか?
はい、築年数に関係なく使えます。むしろ古いお住まいほど断熱改修の効果が大きく、補助金の恩恵を実感しやすいケースが多いんです。
築30〜40年のお住まいは、当時の建築基準では断熱材の施工がほとんど義務化されていなかった時代の建物です。窓もアルミサッシ単板ガラスが標準だった時代になります。そのため、内窓を1枚追加するだけで冬の窓際温度が数度単位で変わるケースもあります。私たちがつくば市で担当した築35年の戸建てでは、内窓工事後に「朝、窓の結露がほとんど無くなった」というお喜びの声をいただいています。
つくば市周辺で断熱リフォームをご検討のお客さまへ。制度は毎年少しずつ変わるため、最新情報は各公式サイトで必ずご確認ください。「うちの場合はいくら補助が出るんだろう?」というシミュレーションだけでもお手伝いできます。凡事徹底の姿勢で、お客さまの未来の暮らしを一緒に考えるのが私たちリフォエムの仕事です。「安全安心であなたの未来を守ります」を合言葉に、地道な現場対応を続けています。
関連記事もあわせてご覧ください:
- 補助金で窓リフォーム|先進的窓リノベ2026を活かす手順と失敗回避策
- リフォーム補助金2026|つくばの家で使える国と自治体の制度整理
- リフォーム業者の選び方7つのポイント|つくば市で信頼できる地域業者を見抜く判断基準
- 内窓リフォームの費用|二重窓の相場と内訳・つくばの寒さ対策
- リフォーム補助金はいつまで?2026年度の締切と早期終了を見極める動き方
いま出ている症状から対処法を確かめたい方は、「暑さ・寒さ・騒音にお困りの方へ」もあわせてご覧ください。暑さ・寒さ・騒音は、多くの場合「屋根」と「窓」が共通の原因です。屋根の遮熱塗装、サッシの入れ替え、内窓(二重サッシ)の設置という3つの打ち手を比べています。
出典・参考(公的機関の一次情報)
- 先進的窓リノベ2026事業(環境省)
- 給湯省エネ2026事業(経済産業省)
- みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)
- 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)
- つくば市安心住宅リフォーム支援補助金(つくば市)
最終確認日:2026年8月19日
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この記事の監修者
浜路 洋一郎 (はまじ よういちろう)
株式会社リステップ 代表取締役
茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・抗菌施工を手がける株式会社リステップ代表。 リフォーム部門「リフォエム」を運営し、「安全安心であなたの未来を守ります」を理念に掲げる。 つくば市・土浦市の現場で実際に施工する立場から、本記事の費用相場・工法・安全に関する内容を確認・監修しています。