ご注意:本記事の本文は2026年7月時点の情報にもとづいて執筆されたものです。補助金制度は年度ごとに対象工事・金額・申請期間が変わり、予算上限に達し次第、受付が終了します。
2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」は、2026年度から「みらいエコ住宅2026事業」に名称・内容が変わっています。2026年度の最新の要件・金額は、記事末尾に掲載した各事業の公式サイトで必ずご確認ください。
冬の朝、窓際でひんやりする空気に触れる季節です。「今年こそ内窓を入れたい」というお声が、つくば市・土浦市周辺のお客さまから増えています。
結論から言うと、内窓リフォームの中核は国の「先進的窓リノベ2026事業」です ✓。ここに自治体制度を重ねれば、工事費の実質負担を大きく軽くできる場合があります。制度設計は、1戸あたり上限100万円・下限5万円です ✓。1箇所あたりの補助額は、内窓の性能グレード(P/S)と窓の面積区分で決まります(出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業 事業概要 ✓)。
本記事では、内窓リフォーム補助金の全体像・金額の目安・外窓交換との比較を、リフォエム編集部が現場目線で整理いたします。あわせて、申請手順・失敗回避策・つくば市の現場感までご案内します。読み終えた頃には、お客さまのお家に合う制度と、動き出す順番がクリアになっているはずです。
内窓リフォームで使える補助金の全体像(先進的窓リノベ2026中心)
内窓(二重窓)のリフォームで中心となるのは、国の「先進的窓リノベ2026事業」です ✓。ここに、住宅省エネ2026キャンペーン内の「みらいエコ住宅2026事業」を組み合わせられる場合があります。さらに、つくば市・土浦市などの自治体制度も併用できる可能性があります ✓。まずは全体像を整理して、どの制度がお客さまのお家に合うのか一緒に見ていきましょう。
住宅省エネ2026キャンペーンの中核制度。内窓の設置に高い補助率が設定されています。
給湯器交換や断熱改修と組み合わせる際に併用できる場合があります。同一工事費への二重申請は不可です。
つくば市・土浦市などの住宅リフォーム支援制度。年度ごとに条件が変わります。
先進的窓リノベ2026事業の位置づけ
先進的窓リノベ2026事業とは、環境省が所管する「住宅省エネ2026キャンペーン」の一事業です ✓。既存住宅の窓の断熱改修を、高い補助率で支援する制度です ✓。国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」、経済産業省の「給湯省エネ2026事業」と並びます。省エネ改修支援の3本柱のひとつなんです(出典:住宅省エネ2026キャンペーン 公式 ✓)。
内窓(インナーサッシ)の設置は、この制度の中でも補助率が高く設定されています ✓。既存のサッシを残したまま、室内側にもう1枚窓を足す工法です。工事日数が短く、暮らしへの影響が少ないのが特長です。はじめてリフォームされるお客さまでも、取り組みやすい選択肢だと感じています。
私たちが現場でお話を伺うと、「窓を全部替えるのは大掛かりだけど、内窓なら試してみたい」というお声を、本当によく耳にします。制度側の設計もその流れに合っていて、内窓を選ぶメリットが金額面でも表れやすい構造になっています。
みらいエコ住宅2026・給湯省エネ2026など併用可能な国の制度
先進的窓リノベ2026事業と並行して使えるのが、住宅省エネ2026キャンペーン内の各事業です ✓。具体的には、国土交通省の「みらいエコ住宅2026事業」や、経済産業省の「給湯省エネ2026事業」があります ✓。窓の工事と同じタイミングで、給湯器交換や断熱改修を行う場合が対象になります。それぞれの制度で申請が可能な場合があります。ちなみに、2025年まであった「子育てグリーン住宅支援事業」の後継が「みらいエコ住宅2026事業」です ◐。断熱改修も対象に含まれています ◐。
ただ、同じ工事費に対して二重で申請することは認められていないので、対象費用の仕分けが必要です。ここは登録事業者が申請時に整理する部分なので、お客さまが細部まで把握される必要はありません。
「制度は分かるけれど、うちのケースでどれが該当するのか正直混乱します」というご相談は、リフォエムでも毎日のようにいただきます。まずは現地調査で工事内容を固めてから、制度の当てはめを一緒に整理していく流れが、いちばん確実だと感じています。
つくば市・茨城県で使える自治体上乗せ制度
国の制度に加えて、つくば市の「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」を併用できる場合があります ✓。条件は、市内事業者との税込50万円以上の契約です ✓。補助内容は、工事費の10分の1(上限10万円)です ✓。地元の職人でないと見落としがちなポイントなんです(出典:つくば市 公式 ✓)。
自治体制度は、年度予算が国よりも早く終わる傾向があります。動き出しのタイミングが鍵になります。令和8年度(2026年度)の受付は、第1期(2026年5月8日〜7月31日/受付終了)と第2期(2026年8月3日〜11月30日)の2期構成です ✓(出典:つくば市 公式)。各期の申請上限は50件と定められています ✓。詳細は自治体の最新公式ページで確認したうえで、私たちも現地調査時に最新情報をご案内いたします。
内窓の補助金額の目安|サイズ・グレード別の1枚あたり金額
先進的窓リノベ2026では、内窓の設置は「性能区分(SS/S/A)」と「窓の大きさ」で1枚あたりの補助額が決まります。実際の見積書のイメージが湧くよう、目安金額と算出の考え方を整理いたします。
| 性能グレード | 特大G(4.0㎡〜) | 大L(2.8〜4.0㎡) | 中M(1.6〜2.8㎡) | 小S(0.2〜1.6㎡) |
|---|---|---|---|---|
| P(SS):Uw1.1以下 | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S:Uw1.5以下 | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
※ 2026年から内窓はP(SS)とSの2グレードのみが補助対象で、2025年まで対象だったA(Uw1.9以下)は対象外になりました。金額は戸建住宅・延床240㎡以下の非住宅建築物の1箇所あたり補助上限額です。実際の補助額は、内窓製品と既存サッシを組み合わせた熱貫流率で判定されます。
性能区分(SS/S/A)ごとの1枚あたり補助額の目安
内窓の性能グレードは、ガラスとサッシを組み合わせた熱貫流率(Uw値)で決まる仕組みです。熱貫流率とは、窓を通してどれくらい熱が逃げるかを表す指標で、値が小さいほど断熱性能が高くなります。
P(SS)グレードは最上位で、真空ガラスや高性能Low-E複層ガラスを使う内窓(Uw1.1以下)が該当します ✓。1箇所あたりの補助上限額が高く設定されています ✓。Sグレード(Uw1.5以下)は複層ガラスの一般的な組み合わせで、価格と性能のバランスがとりやすい選択肢です ✓。2026年公式ページでは、A(Uw1.9以下)は記載がなく対象外扱いです ◐。既存サッシとの組み合わせで、Uw値がSの基準を満たすかを事前に試算しておくと安心です。
「性能グレードと言われても難しいですよね」というお声を、現地調査でよくいただきます。実際には登録事業者が製品ごとの区分を把握しています。お客さまは、部屋ごとの優先度を伝えていただければ十分です。「1階リビングは最上位で」「2階寝室は標準で」といった形でも大丈夫なんです。こちらで最適な組み合わせをご提案いたします。
大サイズ・中サイズ・小サイズの区分と金額イメージ
窓のサイズは、窓の面積で4区分に分かれます ✓。特大G(4.0㎡以上)/大L(2.8〜4.0㎡)/中M(1.6〜2.8㎡)/小S(0.2〜1.6㎡)の4段階です ✓。目安として、リビングの大型掃き出し窓は特大Gか大Lに該当します。一般的な掃き出し窓は大L、腰高窓は中M、浴室や小窓は小Sが多い印象です。
例えば、リビングの掃き出し窓(大L:2.8〜4.0㎡)を考えてみます。ここにP(SS)グレードの内窓を1箇所設置した場合、補助上限額は89,000円が目安です ✓。中Mの腰高窓であれば、P(SS)で58,000円、Sグレードでも34,000円という金額感なんです ✓。
見積書を並べると、大Lクラスの掃き出し窓で「工事費と補助上限額がほぼ同水準」というケースが見られます。実質負担が大きく下がる場合があるという意味です。もちろん、既存サッシの状態や現場の条件で工事費は変わります。目安として捉えていただき、正確な数字は現地調査でお見積もりいたします。
1戸あたりの上限100万円(2026年から縮小)と最低申請額5万円の考え方
先進的窓リノベ2026事業の上限は、1戸あたり100万円です ✓。2025年までは200万円で、2026年から縮小された点は押さえておきたい変更です ◐。マンションの1住戸も戸建ても、この上限は変わりません ✓。最低申請額は5万円で、これに満たない工事は申請対象外です ✓(出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業 事業概要 ✓)。
つまり、内窓を1箇所だけ設置される場合は、性能グレードと窓サイズによっては最低申請額5万円に届かないケースがあります。目安としては、P(SS)の大L(89,000円)や中M(58,000円)なら1箇所でも5万円を超えます。私たちが現場でご案内するときは、「寒さを感じる部屋をまとめて」というご提案が多いですね。
これは補助金を活かす目的だけでなく、部分的な断熱改修だと結露の発生箇所が別の窓に移動する現象があるためでもあります。凡事徹底で不安を打破するためには、家全体の熱の流れを見ながら計画することが、結局は近道なんです。
内窓と外窓交換・カバー工法との補助率比較
「内窓と外窓交換、結局どちらがお得なんでしょうか?」というご質問はとても多いです。ここでは補助率・工期・生活への影響の3点で比較し、内窓リフォームが選ばれやすい理由を整理いたします。
| 比較軸 | 内窓(インナーサッシ) | 外窓交換(はつり) | カバー工法 |
|---|---|---|---|
| 補助率の高さ | 最も高い | 中程度 | 高め |
| 工事日数(1窓) | 1〜2時間 | 3日以上(内装復旧要) | 半日程度 |
| 費用相場(1窓) | 5〜20万円 | 20〜60万円 | 15〜40万円 |
| 生活への影響 | 最小限 | 大きい(外壁補修) | 小さい |
| 断熱効果 | 高い(空気層形成) | 最も高い | 高い |
※ 費用相場は既存サッシの状態・部材グレード・地域により変動します。数値は現場一般的な目安として掲載しており、正確な金額は現地調査でお見積もりいたします。
※出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業 公式 ✓/工期・費用相場は現場実感による目安(現地調査で確認いたします)
内窓/外窓交換/カバー工法の補助率・工期比較表
内窓は、既存サッシを残したまま室内側に窓を追加する工法です。工事日数は、1窓あたり1〜2時間程度と短めです。外窓交換(はつり工法)は、既存サッシを撤去して新品に入れ替える工法です。外壁の一部補修が必要になるため、工期が長くなります。
カバー工法は既存の窓枠を残したまま、新しい窓を上からかぶせて設置する工法です。工期は内窓と近く、内装や外壁の補修が最小限で済むという特徴があります。
補助上限額だけを見ると、内窓とカバー工法は近い水準に設定されている一方、外窓交換は工事内容によって幅が出やすい構造です。私たちがつくばの現場でお話を伺う限り、「まずは内窓から」というお客さまが多いというのが実感です。
つくばの寒さ対策としての内窓の実力
つくば市の冬は、最低気温が氷点下に落ち込む朝が続くエリアです ✓。気象庁つくば(館野)観測地点では、2026年1月の月間最低気温-6.7℃(1月24日)を記録しました ✓。同月は31日中27日が氷点下となっています ✓(出典:気象庁 つくば 日ごとの値 2026年1月 ✓)。窓辺の底冷えに悩まれるご家庭が多い地域なんです。既存のアルミサッシに単板ガラスの組み合わせだと、外気温がそのまま伝わってきます。暖房を強めても、足元が冷たいという状態になりがちです。
内窓を追加すると、既存の窓と内窓の間に空気層ができます。この空気層が、断熱材の役割を果たしてくれます。実際にリフォエムでご施工いただいた土浦市のお客さまからは、こんなお声をいただきました。「朝、窓辺のカーテンを開けたときのひんやり感が、なくなったんです」。
数字での効果は住宅ごとに差があるため、断定はできません。それでも「暖房の効きが早くなった」「結露が減った」というご感想は、共通してよく伺います。数字より先に、暮らしの体感で変化を感じていただけるのが、内窓の分かりやすさじゃないですか?
築年数・サッシ種類別のおすすめ工法
築20〜30年のお家は、アルミサッシ+単板ガラスの組み合わせが多い傾向です。内窓の追加で、断熱性能を大きく引き上げやすい状況といえます。既存サッシの状態が良ければ、内窓がコスト効率の高い選択肢になります。
築40年を超えるお家では、既存サッシの気密性が落ちているケースもあります。内窓との組み合わせで、期待どおりの効果が出にくいこともあるんです。この場合はカバー工法や外窓交換を組み合わせた方がよい場合があります。結果的に、暮らしの快適さが上がる判断になるケースが多いです。
私たちが現地調査でまず見るのは、既存サッシの気密性・ガラスの種類・結露の痕跡です。この3点で工法の相性がかなり見えてきて、お客さまごとに最適解を組み立てていく流れになります。
内窓補助金の申請手順|契約前にやることが最重要です
内窓の補助金は「工事契約前」に登録事業者の選定が終わっていることが前提条件になります。手順を間違えると補助対象外になってしまうので、着工前・工事中・工事後の3段階に分けて整理いたします。
経済産業省・環境省の登録事業者を選定。現地調査で既存窓の状態を確認し、性能区分と工事内容を擦り合わせて見積を受け取ります。契約サインの前段階です。
登録事業者と契約を交わし、内窓の施工へ。1窓あたり1〜2時間、全体は半日〜1日程度で完了。工事完了写真・書類は事業者が整えます。
事業者が交付申請書類を事務局へ提出。審査を経て補助金が支払われます。還元型/差引型で受取方法を選択できます。
※ STEP1で「登録事業者かどうか」を確認してから契約に進むことが大切です。契約書のサイン日が申請可否の分岐点になります。
STEP1: 登録事業者の選定と現地調査(契約前)
先進的窓リノベ2026事業では、環境省の事務局に登録された「窓リノベ事業者」が施工することが条件です ✓。DIYや未登録業者による施工は、補助対象外になります ✓。補助金の申請手続きも、登録事業者が行う仕組みです ✓。消費者ご本人が直接申請することはできません ✓(出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業 公式 ✓)。
契約前に、登録事業者へ現地調査を依頼します。既存窓の状態確認・希望性能の擦り合わせ・見積を進めます。ここで大切なのが、「見積を受け取っただけ」の段階と「契約書を交わした」段階の区別なんです。制度上、契約書のサイン日が申請可否の分岐点になります ✓。
「早く工事したいから契約を先に済ませたい」というお気持ちは分かるのですが、ここで焦ると補助金が丸ごと使えなくなるので、私たちも慎重にご案内しています。
STEP2: 工事契約〜施工〜完了報告
登録事業者との契約が済んだ後、実際の工事に進みます。内窓の設置は1窓あたり1〜2時間程度で、工事全体は本数によりますが半日〜1日で終わることが多いです。
工事完了後、事業者が完了写真や書類を整えて、交付申請の準備に入ります。お客さまに直接手を動かしていただく作業はほとんどなくて、登録事業者が申請書類の実務を担う仕組みになっています。
ここで気をつけたいのが、工事内容の変更や追加工事の扱いです。契約後に追加工事が発生した場合、対象の切り分けが必要になるので、事前に方針を共有しておくとスムーズです。
STEP3: 交付申請と補助金の受取(工事完了後)
工事完了後、登録事業者が交付申請を事務局へ提出し、審査を経て補助金が支払われる流れになります。支払われるタイミングは事務局の混雑状況によって変わりますが、目安として工事完了から2〜3か月程度が一般的です。
補助金の受取方法は、事業者経由でお客さまの口座に入金される「還元」型と、事業者が工事費から差し引いて請求する「差引」型があります。どちらの方式にするかは契約時に決めるので、後から変更にならないよう最初にご相談いただくと安心です。
私たちの現場では、「差引」型を選ばれるお客さまが多い印象です。工事完了時点で実質負担額を確定できるため、家計の見通しが立てやすいというメリットがあります。
内窓補助金でよくある失敗と回避策
現場で実際に見聞きした「もらえなかった」「思ったより少なかった」というケースには共通点があります。同じ落とし穴にはまらないための、確認ポイントをまとめました。
契約を先に済ませて対象外になった
「他社で見積を取っていたときに、その場のノリで契約書にサインしてしまい、後から補助金の対象外だと知った」というご相談を、リフォエムでも何度か伺いました。特に決算月やキャンペーン期の値引きに惹かれて契約を急いでしまうケースが多い印象です。
契約書のサイン日が申請可否の分岐点になるため、「登録事業者かどうか」「補助金申請が可能かどうか」を確認してから契約に進むと安心です。良い制度を活かすには、順番を丁寧に守ることが結局は近道なんです。
既存サッシの状態で性能区分が下がったケース
内窓は「既存サッシと組み合わせて熱貫流率が算出される」仕組みのため、既存のガラス・サッシの状態次第で性能グレードが想定より下がることがあります。カタログ上はP(SS)グレードの商品でも、既存サッシとの組み合わせでSグレードに下がるケースがあり、2026年から補助対象外となったA相当(Uw1.9以下)まで落ちてしまうと、補助金がまったく出なくなる点にはご注意ください。
回避策は、現地調査時に既存サッシの型番・ガラスの厚み・気密性能をきちんと確認して、内窓製品との組み合わせで性能を試算しておくことです。私たちも「メーカーカタログの受け売り」ではなく、現地実測で判断するようにしています。
予算上限で受付終了直前に駆け込んで間に合わなかったケース
先進的窓リノベ2026事業は、令和7年度補正予算1,125億円に達し次第の早期終了があります ✓。参考として、先進的窓リノベ2024事業は予算1,350億円に対して、公式サイトで予算に対する申請額の割合が公表されていました ✓。年度ごとに消化ペースは変動するため、駆け込みでは間に合わないケースも想定しておくのが安全です(出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業の概要 ✓/環境省 先進的窓リノベ2024事業 予算に対する申請額の割合 ✓)。
「年末になれば工事が空くだろうから」と待っていて、いざ動き出したら締切に間に合わなかった、というご相談は毎年寄せられます。内窓を検討されているお客さまは、なるべく早い時期に登録事業者へご相談いただくのが安全策です。制度は生き物のように動くので、動き出しの早さがそのまま結果に直結するんです。
つくば市の家で内窓リフォーム+補助金を検討するときの現場感
茨城県つくば市は冬の朝の冷え込みが厳しく、結露や窓辺の底冷えに悩まれるお家が多いエリアです。リフォエムがつくばの現場で見てきた実感を、判断材料として共有します。
2026年1月は31日中27日が氷点下(気象庁つくば)。窓辺の底冷えに悩むご家庭が多いエリアです。
室外0℃・室内20℃条件でガラス面9℃→18℃(YKK AP実測)。コールドドラフトが穏やかになります。
この4点で工法選定と補助金の使える範囲がかなり明確になります。
つくば市周辺の築20〜40年住宅は、アルミサッシ+単板ガラスの組み合わせが多く、内窓の追加で暮らしの体感が大きく変わりやすい住まいです。凡事徹底で安全と安心の未来をお守りするために、まずは現地調査でお家に合った工法を一緒に整理いたします。
※出典:気象庁 つくば 日ごとの値 2026年1月 ✓/YKK AP 内窓(二重窓・二重サッシ)とは? サーモグラフィ実測 ✓
つくばの気候と内窓の相性(冬の朝の底冷え対策)
つくば市は関東平野の内陸部に位置し、冬の朝は氷点下に冷え込む日が続きます。窓辺の底冷えは体感で「足元から寒さが上がってくる」ように感じられ、暖房を強めても解消しにくい典型的な現象です。
内窓を追加すると、既存窓との間の空気層が断熱層として働き、室内側の窓表面温度が上がります。窓辺の空気が冷やされにくくなるので、コールドドラフト現象という「冷たい空気が足元に流れ落ちる」動きが穏やかになるんです。
私たちが現地調査で伺ったつくば市内のお客さま宅では、「朝起きたときにリビングの温度計が2〜3度違って感じる」というご感想を、複数の方から個別に伺いました ◐(複数のお客さま声、リフォエム施工実績より)。数字の裏付けはお家ごとに差があるため断定はできません。ただ、内窓の断熱効果を実測した公表データもあります。YKK APのサーモグラフィ実測では、室外0℃・室内20℃の条件で、内窓なしのガラス面温度9℃が、内窓ありでは18℃まで上昇したと報告されています ✓(出典:YKK AP 内窓(二重窓・二重サッシ)とは? ✓)。窓表面温度の差は、体感の変化として現れやすいというのが現場実感です。
築20〜40年住宅で多い既存サッシとの組み合わせ
つくば市周辺で私たちがご施工に伺うお家は、築20〜40年の戸建てが多い印象です。この時期のお家は、アルミサッシ+単板ガラスの組み合わせが標準で、断熱性能の面では大きな改善余地があります。
築30年前後のアルミサッシは、気密性能が落ちてきているものの、内窓を追加する土台としては十分な強度が残っているケースが多いです。私たちが伺ったつくば市内のご相談でも、「サッシ交換までは踏み切れないけれど、内窓なら」というお声が多数寄せられました。
築40年を超えるお家では、既存サッシの気密が大きく低下していることがあり、内窓と組み合わせても期待どおりの効果が出にくいこともあります。この場合は、外窓カバー工法との組み合わせや、リビングだけ外窓交換で他は内窓、といったハイブリッド提案をよくしています。
現地調査で確認するポイント
現地調査でリフォエムがまず確認するのは、既存サッシの型番・ガラスの厚み・結露痕・雨戸や網戸との干渉です。この4点で工法選定と補助金の使える範囲がかなり明確になります。
特に結露痕は、内窓を追加した際に「結露の発生箇所が別の窓に移動する」現象を予測する重要な手がかりになります。全窓を同時に施工するのが理想ですが、予算の都合で分けて施工される場合、優先順位を丁寧に組み立てる必要があるんです。
内窓リフォームの費用面をもう少し詳しく確認されたい方は、内窓リフォームの費用|二重窓の相場と内訳・つくばの寒さ対策で内訳の詳細をまとめています。あわせて、窓リフォーム全体の補助金の使い方は補助金で窓リフォーム|2026年活用完全手順、先進的窓リノベ2026の失敗回避策までは補助金で窓リフォーム|先進的窓リノベ2026を活かす手順と失敗回避策もご参照ください。壁や床までまとめて断熱を検討される場合は断熱リフォーム補助金2026年最新|つくばで使う手順、リフォーム補助金の全体像はリフォーム補助金2026|つくばの家で申請する流れ、玄関ドアも同時に検討される場合は玄関ドアリフォームの補助金|先進的窓リノベで戻す申請手順もあわせてどうぞ。
内窓補助金に関するよくある質問
お客さまからのご質問をもとに、申請前に押さえておきたいポイントを整理しました。制度は年度で更新されるため、細部は必ず最新の公式情報で確認いたします。
登録事業者の選定と現地調査を契約前に済ませることが条件です。契約後の切替はできません。
つくば市補助金と国の制度は併用できるケースが多い一方、同一工事費への重複申請は不可です。
対象工事の着手日は2025年11月28日以降。予算消化で締切が繰り上がるので、早めのご相談が安全です。
Q1. 内窓の補助金は工事後でも申請できますか?
工事完了後に登録事業者が交付申請を行うのが基本の流れです。ただし、工事契約前に登録事業者の選定を終えていることが条件で、契約前段階を飛ばすと対象外になります。着工前のご相談が安心です。
Q2. 先進的窓リノベ2026と自治体の補助金は併用できますか?
国の制度と自治体制度は原則併用できるケースが多いですが、同一の工事費に対する重複申請は認められていません。対象費用の仕分けが必要になります。つくば市・土浦市など自治体ごとに条件が異なるため、現地調査時に一緒に整理いたします(出典:住宅省エネ2026キャンペーン 公式 ✓)。
Q3. 内窓を1枚だけつけたい場合でも補助金は出ますか?
先進的窓リノベ2026では、1申請あたり合計補助額5万円が下限です ✓。P(SS)グレードの大L(89,000円)や中M(58,000円)なら、1箇所でも5万円を超えるケースがあります ✓。ただし、Sグレードの中M(34,000円)や小S(22,000円)だけでは、下限に届きません ✓。寒さ対策の効果面からも、複数箇所まとめて設置される方が多いというのが現場の実感です。
Q4. 賃貸マンションでも内窓の補助金は使えますか?
オーナー(所有者)の同意が前提となります。分譲マンションの窓は共用部扱いになる場合が多いため、管理規約の確認を先に行うとスムーズです。
Q5. 補助金の受付はいつまでですか?
公式では、対象工事の着手日は「2025年11月28日以降」とされています ✓。交付申請の受付は「遅くとも2026年12月31日まで」が公式の期限です ✓。ただし、令和7年度補正予算1,125億円に達し次第、期限前に受付終了となる仕組みです ✓。過去年度も年度末を待たずに締切となった実績があります ◐。検討段階でお早めにご相談いただくと安心です(出典:環境省 先進的窓リノベ2026事業 事業概要 ✓)。
まとめ|内窓リフォーム+補助金で「無理なく暖かい暮らし」を
ここまでの内容を、内窓リフォームの補助金を検討されているお客さまの動線に沿って整理いたします。制度は毎年細部が変わるため、判断のフレームだけ持ち帰っていただければ、動き出す順番が見えてくるはずです。
国の制度+つくば市の上乗せ(工事費1/10・上限10万円)で全体像を把握します。
既存サッシの型番・ガラス厚・気密を実測し、性能グレードを確定します。
還元型/差引型を選択。予算1,125億円到達で早期終了があるため早めが安全です。
※ 契約書サイン日が申請可否の分岐点。「登録事業者かどうか」を確認してから契約に進むことが最重要です。
- 制度の中核は先進的窓リノベ2026事業(環境省・上限100万円/戸・下限5万円・対象工事は2025年11月28日以降着手・交付申請は2026年12月31日まで)✓
- 内窓はP(SS)とSの2グレードが対象(2026年公式ページではA区分の記載なし=対象外扱い)◐
- 1箇所あたりの補助上限額はP(SS)の大Lで89,000円、中Mで58,000円、Sの中Mで34,000円などが目安 ✓
- 併用可能な国の制度:みらいエコ住宅2026事業(国交省)、給湯省エネ2026事業(経産省)。同一工事費への重複申請は不可 ✓
- つくばの自治体制度:つくば市安心住宅リフォーム支援補助金は工事費の1/10・上限10万円、市内事業者との税込50万円以上の契約が条件 ✓
- 申請の分岐点:契約書のサイン日。契約前に登録事業者を選ぶことが大前提
- 予算1,125億円に達し次第終了のため、動き出しの早さが結果に直結します ✓
私たちリフォエムでは、「安全安心であなたの未来を守ります」という理念のもと活動しています。つくば市・土浦市周辺、築20〜40年のお住まいの内窓リフォームを、現地調査からご一緒しています。ご提案は、カタログの受け売りにしません。既存サッシの実測と、お家全体の熱の流れを踏まえた組み立てを心がけています。凡事徹底で不安を打破するのが、私たちのやり方なんです。
制度は生き物のように動きます。「まだ検討段階だけれど、うちのケースだといくらくらい戻るのか知りたい」という段階からご相談いただけると安心です。動き出す順番を、一緒に整理してまいります。
本記事で参照した公的な出典
- 環境省|先進的窓リノベ2026事業 公式サイト ✓
- 環境省|先進的窓リノベ2026事業 事業概要(上限・下限・受付期間・予算額)✓
- 環境省|対象工事の詳細【内窓設置】(P/Sグレード・サイズ別補助上限額)✓
- 環境省|先進的窓リノベ2026事業の概要(令和7年度補正予算1,125億円)PDF ✓
- 国土交通省|住宅省エネ2026キャンペーン 公式サイト(4事業構成・併用ルール)✓
- 経済産業省|給湯省エネ2026事業 公式サイト ✓
- つくば市|つくば市安心住宅リフォーム支援補助金(補助率・上限・受付期間)✓
※ 制度の細部は年度によって更新されるため、実際の申請時は必ず公式の最新情報をご確認ください。本記事は2026年7月時点で公表されている公式情報をもとに、リフォエム編集部が現場目線で整理したものです。
いま出ている症状から対処法を確かめたい方は、「暑さ・寒さ・騒音にお困りの方へ」もあわせてご覧ください。暑さ・寒さ・騒音は、多くの場合「屋根」と「窓」が共通の原因です。屋根の遮熱塗装、サッシの入れ替え、内窓(二重サッシ)の設置という3つの打ち手を比べています。
出典・参考(公的機関の一次情報)
- 先進的窓リノベ2026事業(環境省)
- 給湯省エネ2026事業(経済産業省)
- みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)
- 住宅省エネ2026キャンペーン(国土交通省・経済産業省・環境省)
- つくば市安心住宅リフォーム支援補助金(つくば市)
最終確認日:2026年8月19日
つくば市・土浦市の助成金に対応
その工事、補助金が使えるかもしれません
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この記事の監修者
浜路 洋一郎 (はまじ よういちろう)
株式会社リステップ 代表取締役
茨城県つくば市を拠点に、足場工事・外壁塗装・抗菌施工を手がける株式会社リステップ代表。 リフォーム部門「リフォエム」を運営し、「安全安心であなたの未来を守ります」を理念に掲げる。 つくば市・土浦市の現場で実際に施工する立場から、本記事の費用相場・工法・安全に関する内容を確認・監修しています。